【Bellator137】ミスター番狂わせ=ゴンザレスがミランダーをギロチンで倒し、4連勝達成
<ウェルター級/5分3R>
フェルナンド・ゴンザレス(米国)
Def.3R1分14秒by ギロチン
カーティス・ミランダー(米国)
大柄のミランダーと、通常体重のような体躯のゴンザレス。序盤からミランダーが左ジャブ&右ローで距離を支配し、右ストレートでプレッシャーを与えていく。さらに左ミドルハイを放つミランダーの前蹴りでゴンザレスが後退する。右ミドルをキャッチされたミランダーは、ここでスピニングバックフィスト。ゴンザレスは腰にしがみつくようにボディロックの態勢に入りケージに押し込む。苦も無く押し返したミランダーはプレッシャーこそ与えているが、ダメージを与えるような打撃はない。逆にゴンザレスが左フックをヒットし、右を打ち込む。最後も蹴りをキャッチし、テイクダウンからパウンドを落としたゴンザレスがラウンドを取ったか。
2R、初回同様プレッシャーを掛けるミランダーがヒザへの蹴りを繰り出す。続いて前蹴りでゴンザレスを突き放そうとする。ゴンザレスは左ストレートをヒットさせ、ワイルドな左オーバーハンドに続けるが、これは空振りに。ゴンザレスの前進に足を使うようになったミランダーだが、左ボディフックから左フックを被弾する。残り2分で左フックからゴンザレスが組みついたが、ヒザ蹴りを抱えられテイクダウンを許してしまう。パンチを入れながら立ち上がったミランダーに、ゴンザレスが左ハイ。ブロックしたミランダーはローとジャブ、フットワークでゴンザレスの翻弄しにかかる。こゴンザレスは距離を詰めきれず、試合は最終ラウンドへ。
最後の5分も足を使うファイトを見せるミランダーに対し、ゴンザレスは左フックを打ち込みダウンを奪う。すぐ立ち上がったミランダーをギロチンで抱えたゴンザレスが後方に引き込む。ほどなくしてミランダーがタップ、事前の予想を覆しゴンザレス。20勝13敗でベラトールで戦うようになり、カール・アモゾー、カロ・パリシアン、マリウス・ザロムスキーと番狂わせを続け、ついにはベラトール4連勝を果たした。