【UFC156】1Rダウン奪われるも、リベラが逆転TKO勝ち
<バンタム級/5分3R>
フランシスコ・リベラ(米国)
Def.2R4分20秒by TKO
エドウィン・フィゲロア(米国)
背格好、外見もそっくりな両者。リベラはローを放つが、フィゲロアも勢いのあるフックを振り舞わす。両者のパンチが交錯するなか、フィゲロアの左フックがヒットしリベラがダウン。ガードを取ったリベラが三角絞めを狙うも、フィゲロアは担ぎながら立ち上がる。フィゲロアの左ミドルがヒットし、一瞬動きが止ったフィゲロアは、ハイをブロックの上から蹴り込み、直後に右フックをヒットさせる。
ここでリベラが組みついてテイクダウンし、パスからサイドを奪取する。左ワキを差して立ち上がったフィゲロアは、右を低い位置から伸ばす。逆に上からパンチを振り落すリベラは、フィゲロアのハイキックをブロックして、テイクダウンからパウンドを連続で落し、終盤の挽回で判断の難しいラウンドとした。
2R、右から左フックを打ち込み、右につなげたフィゲロアは、蹴りから勢いに任させてトップを取るも、リベラが三角絞めへ、これを切り抜けたフィゲロアがガードを割りつつ、ケージにリベラを押し込んでいく。右のパウンドをコンスタントに落すフィゲロア、オーバーフックのリベラは立ち上がることができない。
ヒザをつき、柔術立ちからスタンドに戻ったリベラは左ミドルから右ロー、左ジャブ、さらに勢いのある右ローを蹴り込む。アッパーの連打で前に出たリベラ、フィゲロアはやや疲れたか? 残り90秒を切り、フィゲロアはパンチを伸ばすが、リベラの前進に後退するシーンが目立ってくる。リベラは右フック3発でフィゲロアはケージに押し込み、ヒザ蹴り。パンチの連打から、ケージに反って背中を向けるように距離を取ろうとしたフィゲロアに思い切り右ストレートを打ち込み、TKO勝ちした。