【WEC39】ウェルター級がUFCに移管、フライ級が新設
3日(月・現地時間)にワールド・エクストリーム・ケージファイティング(WEC)より、ウェルター級がUFCに移管され、さらにフライ級が新設されるという発表があった。
【写真】ライトヘビー級王者スティーブ・キャントウェル、ミドル級最強チェール・ソネンに引き続き、ウェルター級王者カーロス・コンディットもUFCで戦うこととなった (C) ZUFFA
3月1日に行われるWEC次回大会では、同プロモーションのウェルター級王者カーロス・コンディットが、ブロック・ラーソンの挑戦を受ける予定だったが、コンディットの手首の負傷で同選手権試合が行われないことが決定していた。
そこでUFCとWECの母体であるズッファがとった選択は、コンディットを4月1日のUFCファイトナイトに出場させるというもの。この決定に従い、WECと契約が残るファイターは自動的にUFCへ活躍の場を移すことも発表されている。
とはいっても、ライト級などでも新規契約が少なくなっているUFCだけに、どれだけのWEC契約下選手が、すんなりとUFCに活躍の場を移すことができるかは、今のところ明確になっていない。
また、新設されるフライ級は125ポンド(約56.7キロ)となり、ライト級こそWECとUFCともにチャンピオンが存在するが、ズッファではWECを完全に軽量級に特化したプロモーションとして活動させるという方針が明らかになった。
3月に初進出を果たすテキサス大会は、まだウェルター級の試合が組みこまれているが、以後、ウェルター級以上の試合は全く行われなくなるのか、フライ級の動向とともに詳細は今後明らかになる。
■WEC39の対戦予定カード
<WEC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]マイク・ブラウン(米国)
[挑戦者]レオナルド・ガルシア(米国)
<ライト級/5分3R>
ロブ・マッカラー(米国)
マーカス・ヒックス(米国)
<ライト級/5分3R>
リチャード・クランキルトン(米国)
バート・パラジェンスキー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジョニー・ヘンドリックス
アレックス・セルジュコフ(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
マーカス・ガルバオ(ブラジル)
ダマッシオ・ペイジ(米国)
<ライト級/5分3R>
マイク・バドニク(米国)
ジョン・フランチ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・ハスキンス(米国)
ダグラス・リマ
<ライト級/5分3R>
アレックス・カラレキシス(米国)
グレッグ・マッキンタイア(米国)
<ライト級/5分3R>
ダニー・カスティーリョ(米国)
フィル・カルデラ(米国)
<バンタム級/5分3R>
大沢ケンジ(日本)
ハファエル・ヘベーロ(ブラジル)