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【UFC FOX06】打撃戦で圧倒したクラウス、文句なしの判定勝ち

2013.01.27

<ウェルター級/5分3R>
パスカル・クラウス(ドイツ)
Def.3-0:30-27, 30-27,30-27
マイク・スタンプ(米国)

左ジャブを伸ばすクラウス。スタンプは左ローを入れる。右フックから左フックを繰り出したスタンプは、ローを織り交ぜプレッシャーを与えていく。クラウスも右ローを返すが、ワンツーからそのローにテイクダウンを合わされてしまう。

足を一本抜いたスタンプ、クラウスが足を戻し立ち上がる。スタンプは左ミドルを見せるも、クラウスが飛び込んで右アッパー、右ローからテイクダウン狙いへ。ケージにスタンプを押し込みヒザを突き上げたクラウスが、軽快にローを放っていく。右ストレート、左ストレートからローのコンビ―ションでスタンプの動きを止めに掛かり、クラウスは右アッパーでダウンを奪った。懸命に組みついていくスタンプだが、ギロチンに捉えられ初回を終了した。

2R、前蹴りからローを伸ばすクラウス、左右のパンチを効かせる。パンチと見せてダブルレッグでテイクダウンを奪ったクラウスだが、逆にテイクダウンを奪われる。起き上がり、逆に態勢を入れ替えてスタンプをケージに押し込む。一旦距離が出来ても、ヒザを蹴り込みながらヒジで攻めたクラウスのラウンドとなった。

最終回、ケージにスタンプを押し込んでパンチの連打を繰り出したクラウスは、右テンプルをフックで打ち抜くなど、横綱相撲を続ける。残り1分30秒でテイクダウンに成功すると、そのままトップをキープし、時間の経過を待つ。結局、そのままスタンプに逆襲の糸口を与えなかったクラウスが、フルマークで判定勝ちした。

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