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【ONE26】アミール・カーンが急遽出場のアフマドをドクターストップで破る

<68キロ級契約/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
Def.3R3分20秒by TKO
バシール・アフマド(パキスタン)

3日前に出場が決まったアフマドは、チーム・クエスト・タイランド所属だ。イヴォルブMMA所属のカーンと対戦。前に出てフックを振るうアフマドに対し、カーンは首相撲からヒザを連続でボディに入れていく。そのまま後方に倒れ込んだアフマドにエルボーを入れるカーン。ヒザをボディと顔面に入れ、ハーフからエルボー、続いてパウンドを落としスタンドに戻る。ここでアフマドの右フックがヒットし、カーンが動きを止める。ケージにカーンを押し込んだアフマドだが、早々にレフェリーがブレイクを命じる。

離れた両者、前に出るカーンにアフマドがフックを入れ、今度はヒザをボディに受けても距離を詰めて防いでいく。ケージを背にしながらヒザを入れるカーンは、小外掛けテイクダウンに成功。ハーフから残りの一本を抜きたいカーンは、ボディにパンチを入れる。体を起こしたカーンが立ち上がったところで初回が終わった。

2R、左フックを伸ばしたカーンは左ミドルを見せるも、距離をつめたアフマドが左フックを振るって組みつく。体を入れ替えたカーンがボディロックからテイクダウン。レスリングベースのアフマドだが、急激な減量でスタミナを切らしたようだ。左腕を差して立ち上がったアフマドは、ここでもボディにヒザを連続で受ける。四つの態勢でヒザをカーンが突き上げると、アフマドは苦しげな表情を浮かべる。アフマドは首相撲には首相撲で対抗し、ボディロックへ。しかし、すぐにレフェリーがブレイクを命じ、試合はケージ中央へ。カーンはジャブからダブルレッグ、アフマドは粘れないで背中をキャンバスにつけ、クローズドガード。レフェリーはここでも即ブレイク。直後にカーンがテイクダウンを奪い、2Rが終わった。

3R開始直後にカーンがボディロックからテイクダウンに成功。カーンはスイープに成功するも、草刈から同体でスタンドへ戻る。右フックから組み付いたアフマドがケージにカーンを詰め、シングルで押し込む。疲れた両者は、動けずブレイクへ。再開後、アフマドの右ハイの直後に、両者の右フックが交錯しアフマドがダウン。カーンはガードのなかでエルボーを入れると、レフェリーがドクターチェックを要請する。スタンドのヒジでカットしていたアフマドは、ここでTKO負けとなった。

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