【Awards】UFC以外の好勝負2位~4位、UFCにも劣らない熱戦
【写真】StrikeforceとBellator、対照的な活動を行った両イベント。2013年、ストライクフォースは消滅し、ベラトールはSpikeの中継がはじまり勢いを増す……。
2012年下半期MMAPLANET Awards、第20弾は非UFCイベントからベストバウトの2位から4位の発表となる。
群雄割拠の非UFCイベント23大会でMMAPLANETがお伝えした100試合レポートのなかから選ばれている3試合は以下の通りだ。
Photo by KEITH MILLS & GONGKAKUTOGI
<ベストファイトNo UFC第2位>
7月14日@Strikeforce
<Strikeforce世界ウェルター級王座決定戦/5分×5R>
ネイサン・マーコート×タイロン・ウッドリー
初回からダウンの応酬を見せた両者。マーコートはケージに押し込んでワキを差したままで左フックとエルボーを放つと、ウッドリーの動きが止まったところでアッパー一閃、沈みゆくストライクフォースだが好試合はズッファ体制以前と変わらず、多く見られた。
<ベストファイトNo UFC第3位>
8月18日@Strikeforce
<女子バンタム級/5分×3R>
ミーシャ・テイト×ジュリー・ケッジー
ロンダ・ロウジーは個体として強い。ロウジーの強さを改めて引き出したのは、テイトのMMA。一方のケッジーはジナ・カラーノを世に送り出した。両者の積極性は、ケッジーに軍配が挙がるかと思われたが、テイトが腕十字で逆転。学業専念の噂が本当なら、非常に残念。
<ベストファイトNo UFC第4位>
10月26日@BFC78
<ウェルター級T準決勝/5分×3R>
アンドレイ・コレシュコフ×マリウス・ザロムスキー
日本でも活躍したザロムスキーは、真っ向からやりあう北米MMAで苦戦気味。一方、コレシュコフは真っ向でも距離の取り合いでも勝負できるストライカーだ。結果はテンプルに左フックを打ち込んだコレシュコフがTKO勝ちし、決勝進出を決め、トーナメント制覇に勢いをつけた。