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【Strikeforce】マーコート、殴り合い制しウェルター級世界王者に

Marquardt vs Woodley

【写真】勝負どころでの攻めは圧巻の一言、ネイト・マーコートはやはりUFC級の強さの持ち主だ(C)ESTER LIN/Showtime

<ストライクフォース世界ウェルター級王座決定戦/5分5R>
ネイト・マーコート(米国)
Def.4R1分39秒 by TKO
タイロン・ウッドリー(米国)

右ストレートから左ハイと積極的に前に出るウッドリーは、さら左ローを続ける。マーコートもミドルから左ローを返していく。そのマーコートが踏み込んで右を放つと、ウッドリーが右フックを合わせる。ダメージが残るマーコートのバックについたウッドリー。グラウンドでマーコートのボディにヒザを入れ、スタンドに戻ると、マーコートが胸を合わせ、一度距離をとると、ここで右フックがヒット、逆にウッドリーが尻もちをついた。

テイクダウンでダメージをごまかそうとしたウッドリーをギロチンで捉えるが、ここはウッドリーも勢いをつけてロールして逃れる。スタンドに戻ってもマーコートのペースが続くが、ウッドリーもヒザを返す。マーコートが距離を取ろうとするウッドリーに右ストレートを放ったところで1Rが終了した、

2R、マーコートの左ジャブに、ウッドリーは右を合せようとする。ローを蹴られ、構えを変えるウッドリー。その後も小刻みにスタンスを変えていく。ジリジリと詰め寄るマーコートは引き続きローを蹴り込み、後回し蹴りでボディを蹴り上げると、ワンツーでウッドリーを押し込んでテイクダウンを奪う。ここは立ち上がったウッドリーだが、反撃はできずマーコート優勢のラウンドとなった。

3R、前に出て右でマーコートを倒したウッドリー。ガードからパンチ、エルボーを落としていく。立ち上がろうとしたマーコートの腕を払い、トップをキープしたウッドリー。マーコートはクローズドガードへ。ここでレフェリーがブレイクを命じ、試合をスタンドへ。マーコートが距離を詰めて放った右は大振りで、ウッドリーが簡単に見切る。ブレイクが掛かってからは、攻める姿勢を見せないウッドリーに対し、距離を詰めたマーコートがエルボーを見せる。

マーコートがウッドリーをケージに押し込んだ状態で、3Rが終了した。4R、右ストレートをまずマーコートが打ち込み。ローを散り混ぜながら、断続的にパンチを打ちこむマーコートは、ケージにウッドリーを押し込み右ワキを差したまま左フック、右エルボーを2発、さらに左フックを打ち込むと、ウッドリーの体が沈みかける。そこに思い切り右アッパーを突き上げる。そのままウッドリーはキャンバスに崩れ落ち、マーコートがストライクフォース世界ウェルター級王者となった・

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