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【TOP FC06】メインでヤン・ドンイがホールマンと対戦。ライト級GPにもう一人のキム・ドンヒョン参戦

Yang Dongi【写真】目立った印象は残せていないが、打撃もテイクダウンも強いオールラウンダーのヤン・ドンイ。MMA戦績は11勝3敗だ (C)MOOZIN

5日(日・現地時間)、韓国ソウルのオリンピックホールで同国ナンバー2MMAプロモーション、TOP FCの第6回大会=TOP FC06「Unbreakable Dream」が行われる。

メインはKTTの生え抜きで元UFCファイターのヤン・ドンイが、かつてはUFC世界ライト級王座に挑戦経験のあるデニス・ホールマンと90キロ契約で対戦する。当初、ヤン・ドンイは日本の中村勇太と対戦することが発表されていたが、その発表前に中村サイドは5月のROAD FCでチェ・ドゥホのトレーナーであるイ・チャンソプと対戦する契約も結んでいたことが判明。ダブルブッキングが発覚し、TOP FCもROAD FCも契約違反として、中村の韓国での試合は消滅してしまった。

【写真】弘中をパンチとヒザで追い込んだキム・ドンヒョン(C)MMAPLANET

【写真】弘中をパンチとヒザで追い込んだキム・ドンヒョン(C)MMAPLANET

ライト級GP準決勝出場のキム・ドンヒョンは、UFCファイターで同姓同名のキム・ドンヒョンとはチームMADの同門で、昨年10月にVTJに出場し、弘中邦佳と対戦し破壊力のある打撃で善戦したファイターだ。対戦相手のTOSHIは一昨年の大晦日=IGFで青木真也と対戦した選手。PXCの会場でGrandslam相原代表と会談を行った際、TOP FCハ代表は日本人選手の派遣を要請し、某ファイターを推薦した相原氏に「もっと強い相手を」と話していた割には、意外な人選といえる。

反対側の枠は柔術家のカン・ジョンミンと、KTT所属のレスラー=ファン・ギョヒョンが戦う。カン・ジョンミンはピュア柔術家というべきファイトスタイルの持ち主で、BJJ×レスリングの異種格闘技戦の趣を持った一戦となる。また前回大会で勇星を秒殺KOしたキム・ドヒョンは長いリーチを武器に、距離を支配することに長けているソン・ウォンソンと対戦する一戦も楽しみだ。

ROAD FCに続き、約2カ月のインターバルでイベントを開催するTOP FC。この犬猿の仲の両プロモーションの負けん気が、さらに韓国人ファイターの成長を促すことは間違いない。

■TOP FC 06対戦カード

<90キロ契約/5分3R>
ヤン・ドンイ(韓国)
デニス・ホールマン(米国)

<ライト級GP準決勝/5分3R>
キム・ドンヒョン(韓国)
TOSHI(日本)

<ライト級GP準決勝/5分3R>
カン・ジョンミン(韓国)
ファン・ギョピョン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
パク・ハンビン(韓国)
パク・キョンホ(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
キム・ドヒョン(韓国)
ソン・ウォンソン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
キム・ウンス(韓国)
ブランダン・キャスラー(米国)

<スーパーヘビー級/5分3R>
イム・ジュンス(韓国)
イ・ヒョンチョル(韓国)

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