【URCC22】MMAグラブを付けたタフマンコンテストをバドゥナが制す
<200ポンド契約/10分2R>
カロイ・バドゥナ(フィリピン)
Def.1R7分56秒 by TKO
パンチト・エストラーダ(フィリピン)
左を伸ばすパドゥナ、迎え撃って大振りのフックを見せるエストラーダ。エストラーダは太鼓腹からは想像できないスピードのある左ジャブを伸ばす。バドゥナの右ローで、動きを止めたエストラーダが思い切り左フックを振るってくる。一瞬、間が空いた両者。すると、エストラーダの顔面にバドゥナの右フックがヒットしダウンを奪う。パウンドを受けながらも立ち上がったエストラーダに、バドゥナが左ジャブを伸ばす。
モハメッド・アリばりのロープワークを見せるエストラーダは、右から左を打ち込む。MMAグローブを付けたボクシングマッチは、バドゥナの手数が多い。エストラーダは右ストレートを受けるも、左フックを打ち返す。ボディにも打ち分けるバドゥナに対し、エストラーダがワンツーを繰り出す。エストラーダのパンチの回転数が上がりバドゥナがロープ際で動きを止める。それでも右フックを打ち返すパドゥナ、足を止めての打ち合いが延々と続く。
ここでバドゥナが盛り返し右をヒットさせる。ふらつくエストラーダ、バドゥナはノーガードでパンチを受けて笑みを見せる。バドゥナの右フックで、エストラーダがコーナー際で倒れこむ。バドゥナがパウンドを連続で落とし続けると、レフェリーが試合をストップした。