【RFA05】チョ~余裕のクラウス、ジョーダンをギロチンで一蹴
<ウェルター級/5分3R>
ジェイムス・クラウス(米国)
Def.3R0分19秒 by ギロチンチョーク
ジョー・ジョーダン(米国)
髪の毛を生やし印象が変わったジョーダンが、試合開始早々組みついていくが、クラウスが体を入れ替えて、ケージに押し込む。距離を取り、右ハイから左を伸ばすクラウス。リーチで優るクラウスが、左ジャブ、スイッチをして右ジャブで距離を測る。オーソに戻したクラウスは、前蹴りから右ロー、右フックから左ジャブとジョーダンを動かせない、
ジョーダンが左を伸ばすと、右からローで前足を削るクラウス。ローからワンツー、クラウスはボディを放つと、ジョーダンもボディを返す。踏み込んでもパンチが届かないジョーダンは、残り1分を切ってシングルレッグダイブを仕掛けるも、これは不発に。攻め手のないジョーダンに対し、クラウスは無理なく攻めて1Rを戦い終えた。
2R、スイッチを繰り返すクラウスにジョーダンが頭を下げながら、踏み込んで左を振るうが、どうしても距離が合わない。左ミドルでジョーダンの上体を起こすクラウスは、中間距離に立たず自分の距離を維持する。無理に前に出るとヒザを入れられ、完全に距離を潰され、イライラを隠せないジョーダン。
と、クラウスのテンカオを2発受け、ケージ際でハイキックが顔面をかすめる。ワンツーからハイと、攻勢に出るクラウス。ガードを固めるジョーダンの動きが鈍くなる。側転しながら蹴りを見せるという余裕を見せたクラウスは、ヒザ蹴りからボディを打ち抜き、右ストレートから右ロー、さらにヒザと攻め続けた。
フィニッシュに至らない、余りにも一方的な展開に場内の空気も弛緩するなか、試合は最終ラウンドに。シングルで尻餅をつかせたジョーダンは、立ち上がったクラウスに引き続きシングルを続ける。ここでクラウスがギロチンに切り替えると、ジョーダンがタップ。最後まで余裕の戦いぶりを見せたクラウスが、1カ月で2勝目を挙げ、ジョー・シルバに逆ラブコールを送った。