【WSOF01】急所蹴り、目突き。何かが起こるジョンソンのファイトは…
【写真】ライトヘビー級になり、ウェルター級やミドル級時代よりも動きが良くなったようにも見えたアンソニー・ジョンソン。もう少し手応えのある相手との試合が見てみたい(C) Lucas Noonan/WSOF
<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・ジョンソン(米国)
Def.1R3分58秒 by TKO
DJ・リンダーマン(米国)
右ハイ、前蹴り、左ジャブから右ストレートと矢継ぎ早に攻撃を続けるジョンソンだったが、右ローがリンダーマンの急所を直撃し、試合は中断される。片膝をついて立てないリンダーマンは、何とか立ち上がって試合再開に応じるも、何度となく屈伸を繰り返す。
再開後、右前蹴りから左ハイ、左右のフックと一方的に攻めるジョンソンは、右ローを連続で蹴り込む。続くローでバランスを崩したリンダーマンは、懸命にフックを振り回すが、構えをスイッチするなど、ローのダメージは隠しようがない。サウスポーになっても、構わず前足にローを蹴り込むジョンソンは、打撃で圧倒するかと思いきやシングルレッグでテイクダウンを奪う。
ガードから立ち上がろうとしたところでバックを許したリンダーマンは、起き上がり際にダブルレッグにきたジョンソンにギロチンを仕掛ける。首を引き抜き、再び亀になったリンダーマンが立ち上がるところにヒザを連打したジョンソン。直後に目を突かれたとアピールするが、レフェリーは流す。すると、レフェリーに意識がいっているジョンソンに詰め寄ったリンダーマンが左ストレートを伸ばす。リンダーマンの接近にすぐに気付いたジョンソンは、右ストレートを合わせ、一発でリンダーマンをキャンバスに沈めた。