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【RFA04】要・注目! 中堅クラウス&コクラン、ンジョグアニ弟&ペティス弟

RFA 04

【写真】RFAに集う新鋭、中堅&ルーキーの注目株。上段左がチディ・ンジョグアニ。右がデリック・バーンズド。下段左がジェイムス・クラウス、右がクリス・ホールズワース(C)MMAPLANET, KEITH MILLS & GONGKAKUTOGI

いよいよ2日(金・現地時間)に、テキサス・ステーションでラスベガス進出第一弾を行なうRFA。メジャー復帰を目指す看板ファイター以外に、RFAならではという特徴は渋い中堅や新鋭の登用に見られる。

そんな中堅どころでは、あと一歩のところでUFC出場を逃している実力者が含まれている。元WECファイターのジェイムス・クラウスと、ジェイミー・ヴァーナーを破ったこともあるダコタ・コクランの2人だ。それぞれが現在まで16勝4敗、12勝3敗という高い勝率を誇っているが、TUF15のハウス入りを懸けたイリミネーション・ナイトで苦杯を舐めている。

クラウスはその後、デビュー戦でメインカードに組み込まれるなどズッファ期待のジャスティン・ローレンスにTKO負けを喫し、コクランもジェイムス・ヴィックにスプリット判定負けとなった。5分×1Rという特殊な条件下で、持ち味を発揮できなかった中堅実力者が、今大会で対戦するのが、ギルヘルミ・トリンダーデとデリック・バーンズド。ブラジル出身のトリンダーデは8勝0敗、ユライア門下チーム・アルファメール所属のバーンズドは32歳でUFCファイターのチコ・トリナルドに敗れた試合を含め10勝2敗の結果を残している。

勝てば確実にステップアップ、負けるとステップダウンとシビアな試合が続くRFAでは、2人のUFCファイターの実弟も注目を集める。チディ・ンジョグアニはアンソニー・ンジョグアニの弟で、セミでフィル・ダースと対戦。兄よりもやや粗さの残る23歳のチディだが、フィジカルの強さは絶対的だ。もう一人、アンソニー・ペティスの弟セルジオ・ペティスはRFAで勝ち星を重ねると、UFC行きが確約されているという評判の逸材だ。

兄よりもスリムなバンタム級のセルジオは、アンソニー同様KOパワーを持つハイキックに足の効くガードワークを加え、トップからフィニッシュもできる19歳。プロMMAデビュー6連勝目を狙う。そんなスーパーU20のセルジオと同様に序盤の試合に出場するキャリア4戦目を戦う注目ファイターもいる。

ベガスのアマMMA大会Tuff-N-Uff=タフイナフで4連勝を挙げた後に、プロデビューを果たし、現在3連勝中。プロ・アマ通じて7試合連続一本勝ちのクリス・ホールズワースは、グレイシー・アカデミーで柔術を学び、マーク・ライモンに師事しコブラ・カイへ。グラップラーズ・クエストなど数々のグラップリング・トーナメントで結果を残している。

2009年にコブラ・カイで出稽古を行なった宇野薫をグラップリングで翻弄したこともある。そんなホールズワースも、今はサクラメントのチーム・アルファメールでレスリングとムエタイを修得中で、長身、長いリーチが武器と柔術に磨きを掛けてメジャー行きを虎視眈々と狙っている状態だ。

ベテランからデビュー直後の新人まで、その名がいつメジャーで聞かれるか――というファイターが揃っている、そんなRFAというイベントこそ要注目だ。

■RFA04対戦カード

<ライト級/5分3R>
タイソン・グリフィン(米国)
エフライン・エスクデロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
フィル・ダース(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マーシオ・ペジパーノ(ブラジル)
ジョー・イェーガー(米国)

<フェザー級/5分3R>
フレジソン・パイシャオン(ブラジル)
ランス・パーマー(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイムス・クラウス(米国)
ギルヘルミ・トリンダーデ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダコタ・コクラン(米国)
デリック・バーンズド(米国)

<バンタム級/5分2R>
セルジオ・ペティス(米国)
ジミー・ジョーンズ(米国)

<バンタム級/5分2R>
クリス・ホールズワース(米国)
テイラー・シン(米国)

<ヘビー級/5分2R>
スティーブ・モッコ(米国)
テイラー・ペリー(米国)

<バンタム級/5分2R>
ジェリー・シャピーロ(米国)
コリー・ギャロウェイ(米国)

<ライト級/5分2R>
ジョーイ・アンジェロ(米国)
ジョーダン・アイソルディア(米国)

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