【BFC79】フェザー&ヘビー級準決勝、注目はシャムカラエフ
【写真】フェザー級T準決勝に挑むシャウブラット・シャムカラエフ。BFCシーズン7で、ヘビー級からフェザー級まであらゆる階級に人材が埋もれていることが明らかになったロシア勢。ロシアは米国やブラジルに次ぐ、北のMMA帝国になりつつある (C) GONGKAKUTOGI
2日(金・現地時間)、ベラトール・サーカスの重要拠点となっているカナダはオンタリオ州のカジノ・ラマでBFC79が開催される。シーズン7トーナメントは、初めて2階級が混合で行われることとなり、ヘビー級T準決勝とフェザー級T準決勝がマッチアップされている。
フェザー級T準々決勝のゴディ・ボーリンジャー戦では、ラバーガードの対処に、やや苦労した感があったものの、そのパウンドの強さで初回TKO勝ちを手にしているシャウブラット・シャムラエフが、ジェレミー・スプーンを相手に左ハイキック一発で勝利したマイク・リッチマンと対戦する。
基本、打撃のアベレージが高いBFC出場中のロシアン・ファイターたち。リッチマンのが初戦で見せたKOキックが、偶発性のモノでなく、彼の確固たる武器であれば、かなりの好試合が見込まれそうだ。
一方、ヘビー級T準決勝は、台風の目になりそうなアレキサンダー・ヴォルコフの出場はなく、メイク・ウェッセルを1Rでパウンドアウトしたリチャード・ヘールと、急所蹴りの負の連鎖から抜けられないチアゴ・サントスの顔合わせとなる。ガードポジションの相手への急所蹴りと、自らが受けた急所蹴りばかりがクローズアップされてしまうサントスだが、その実はねっちりした寝技の展開も得意としているだけに、ヘール戦でトップを取った場合は、ローキックを狙うのはなくて、ガードに中に入ってから次の局面を狙って欲しいものだ。
■Bellator79メインカード
<ヘビー級T準決勝/5分3R>
リチャード・ヘール(米国)
チアゴ・サントス(ブラジル)
<フェザーT準決勝/5分3R>
マイク・リッチマン(米国)
シャウブラット・シャムカラエフ(ロシア)
<ウェルター級/5分3R>
ダウグラス・リマ(ブラジル)
ジェイコブ・オーティズ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ライアン・フォード(カナダ)
カイル・ベーカー(米国)