【Affliction】ノゲイラ弟、元IFL王者をヒザ蹴り葬
■第4試合ライトヘビー級/5分3R
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル)
Def.2R4分26秒/TKO
ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)
【写真】7年半前の敗北のリベンジを果たしたホジェリオ。IFL世界王者マティシェンコ、今後の去就は? (C)GONG KAKUTOGI
ホジェリオの右ローで試合はスタート。両者ともになかなか距離を詰めない序盤となったが、マティシェンコのローに、右ジャブをあわせようとしたホジェリオ。距離をとり、テイクダウンを狙うマティシェンコだが、踏み込みが一歩甘くすぐにテイクバックし、距離を取る。
思い切り左を振るうホジェリオだが、マティシェンコは左へ回りながら、しっかりとブロック。距離がつまらない両者に、館内からはブーイングが起こるが、二人はペースを変えることはなかった。
左へ回りながら、ときおりステップインを試みるマティシェンコに、ローや左で迎え撃つが手数が少ないホジェリオ。ロープ際にマティシェンコを追い込み、ヒザ蹴りをボディに見舞ったところで1Rが終了した。
2R、右ジャブから右ローを見せたホジェリオ。スピードが初回より増したが、マティシェンコの右ストレートを受けてしまう。ラウンド終盤に見せたボディへのヒザ蹴りをヒットされたホジェリオだったが、直後にマティシェンコの左を受けて、前方にバランスを崩した。
マティシェンコの攻勢に、カウンター狙いで対抗したホジェリオ。KO負けの危機は脱し、再び歩をつめていく。大きく踏み込み、右クロールフックを狙うマティシェンコだが、この攻撃は見切られ、逆にホジェリオの前進を許してしまう。組み付いて、ボディへのヒザを見舞ったホジェリオは、動きが鈍くなったマティシェンコにパンチを打ち込みつつ、前に出てきたところにヒザ蹴り。顔面を蹴りぬかれ、後方に倒れこんだマティシェンコを見て、レフェリーが試合をストップ。ホジェリオがTKO勝ちを収めた。