【Affliction】ローゾン、3度の急所打ちにも見事な一本
■第5試合 ライト級/5分3R
ダン・ローゾン(米国)
Def.1R4分55秒/リアネイキドチョーク
ボビー・グリーン(米国)
いきなり遠い間合いから、拳を振り回していくグリーン。その勢いのまま、首相撲からニー、ダーティ・ボクシング、さらに距離をとってヒザを狙っていく。しかし、直後のローキックがローゾンの股間を直撃、試合は中断となってしまう。
ローゾンの回復を待って試合が再開すると、ローゾンはスーパーマンパンチから、組みついてテイクダウンを奪う。しかし、上を取ったのはグリーン。豪快なパウンドを落とすグリーンに対し、ローゾンは三角絞めを狙う。
首を引き抜き、担いでサイドを奪おうとしたグリーンだが、直後のスタンドの展開で、今度はヒザ蹴りがローゾンの股間を再びヒット、試合はまたしても中断を余儀なくされた。
ニ度目のリスタートを切った両者だったが、またもグリーンの蹴りがローゾンの股間をかすめ、試合は三度目の中断となってしまう。気持ちが切れても仕方が無いなか、試合が再開されると、ローゾンはガードからヒールホールドを仕掛けていく。身体を反転させながら、足を引き抜こうとしたグリーンだったが、ローゾンはバックを制し、チョークへ。
フックもなく、身体も伸びていなかったが、グリーンの首に巻きついたローゾンの右腕は、次第にタイトになり、たまらずグリーンはタップ。何度も中断した試合だが、ローゾンは華麗な一本勝ちで締め括ってみせた。