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【OFC06】ベリンゴンがOFC初勝利、ユサップをパウンド2発で沈める

2012.10.06

Belingon vs Saadulaev

【写真】サーデュラエフの反り投げを潰し、トップを奪ったのがベリンゴンの勝利につながった(C)MMAPLANET

<バンタムGP準々決勝/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
Def.1R3分18秒 by TKO
ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)

フィリピンのラカイ・ウシューに属し、9勝無敗の鳴り物入りでOFCに参戦を果たしたベリンゴンは、今年3月には今成正和のヒールホールドに呆気なく敗れ、目下連敗中。対するユサップは「元気ですか!! 大晦日!! 2011」で所英男をバスターで破るシーンが印象に残っている日本のファンも多いだろう。

身長では5cm低いベリンゴン。サウスポーのユサップに対し、オーソドックスから右ローを2発、ハイを放つも、続くミドルに合わせて、ユサップが一気に距離を詰めていく。

ベリンゴンは、ロー、ユサップの組み付きに合わせてヒザ蹴りを放つも、蹴り足を取ったユサップは、ケージに押し込み、カンヌキから後方へ投げ捨てようと試みるも、ここでベリンゴンはそのまま覆いかぶさり、サイドを奪取した。

右足を絡めようとするユサップ。顔面、ボディにパンチとエルボーを放つベリンゴンは、ユサップの腕を取り、アメリカーナの態勢に。すぐさま足を入れ、ガードに戻そうとしたユサップだが、上からベリンゴンがパウンドを2発放つと、ユサップの動きが一瞬止まったか、レフェリーが試合をストップした。

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