【UFC FX05】ピアースがカウンターの右ショートフックで一撃TKO
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ピアース(米国)
Def.2R0分29秒 by TKO
アーロン・シンプソン(米国)
すぐに組み合った両者、オクタゴン中央でレスリングの攻防になる珍しい展開に。すぐに純粋な組み合いからヒザ、パンチの織り交ざるようになると、再び距離を取り直す。右アッパーから組んできたシンプソンを首相撲で投げたピレース。そのままスクランブルとなり、両者が立ち上がるとピアースがシンプソンをケージに押し込んでいく。
距離を取らせないピアースだが、シンプソンは首相撲からヒザをボディに突き上げる。離れ際に右ハイを見せたシンプソンは、スイッチと足を使いながら戦い、前に出てきたピアースに右をヒットさせ動きを止める。
シングルレッグでダメージをごまかすピアースだが、首相撲からヒザを顔面に受け劣勢に。パンチから組みついたシンプソンは、リフトアップから豪快に叩きつけピアースのバックに回り込む。そのままリアナイキドチョークを仕掛け、ピアースの動きに合わせてマウントに移行し強烈なパウンドを落としたシンプソンが、初回を取った。
2R、サウスポーから左ハイ、オーソに戻って右ショートアッパーを繰り出すシンプソン。右を振るいながら距離を詰めると、そこにピアースの右ショートが顔面を打ち込む。この一発でヒザから崩れたシンプソンを見て、即レフェリーが割って入る。1R終盤の劣勢を跳ね返したピアースが、ウェルター級転向2戦目のシンプソンをTKOで下した。