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【UFC FX05】レヴェッサ―がスプリット判定でプラターを下す

2012.10.06

<ライト級/5分3R>
マーカス・レヴェッサー(米国)
Def.判定2-1:29-28、28-29、29-28
カルロ・プラター(ブラジル)

思い切り左フックを打ち込んだレヴェッサー、これをかわしたプラターが抜群のタイミングで組みつくが、すぐにテイクダウンは奪えずケージに押し込んでいく。ヒザを蹴りながら、インサイドトリップでテイクダウンを狙うプラターに対し、レヴェッサーはヒザを打たれながら逆に倒してトップを奪う。

ガードで両脇を差したプラター、両者の動きが止ると即レフェリーがブレイクを命じる。スタンドに戻ると打撃の交換から、レヴェッサーが組みつこうとするとプラターがジャンピングガードへ。ケージに押し込まれながらも得意のギロチンの態勢に入ったプラターだが、足をつけてロックを解いていく。

プラターをケージに押し込んたレヴェッサーはヒザを突き上げ、残り20秒でダブルレッグからテイクダウンを狙うも、プラターがケージを背に踏みとどまり初回が終了した。2Rもすぐに組み合いから、プラターがケージにレヴェッサーを押し込む。レヴェッサーが押し返すと、プラターは首相撲の態勢に入る。これを振り払ったレヴェッサーが距離を取るも、再びプラターが首相撲に入り、ケージ際の攻防に移行する。

体を入れ替えたレヴェッサーのテイクダウンに、ギロチンを合せたプラターが半身になって徐々にタイトに絞めていく。残り1分になり、自らギロチンを外したプラターはパンチを受けながら立ち上がる。残り30秒でレヴェッサーは再びダブルレッグを仕掛けると、プラターは正面を向いた窮屈な状態でダースチョークを仕掛け、そのままタイムアップを待った。

最終回も序盤の打撃戦から、プラターが組みつきレヴェッサーが態勢を入れ替えてケージに押し込む攻防に。と、レヴェッサーは思い切りフックを振るうも、すぐに組みついてテイクダウン狙いへ。打撃戦を続けられないことで、試合のリズムを変えることができない。

残り2分半でレフェリーがブレイクを命じると、プラターは右ハイキックからダブルレッグへ。レヴェッサーがワキを差すと、首相撲の態勢となったプラターがケージに押し込まれる。シングルレッグに組みついたレヴェッサー、ジャンピングガードからギロチンを仕掛けたプラターが、思い切り締めつけるも、ここでも自ら技を解く。フックガードからクローズドに移行したプラターに、細かいパウンドをレヴェッサーが落す。

プラターは腰をずらし、またもギロチンで固めた状態でタイムアップを迎えた。ギロチンの形を見せ、勝利をアピールするプラターだが、ジャッジはスプリットでレヴェッサーを支持した。

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