【PXC34】11月17日、フィリピンMMA版仁義なき戦いが勃発……??
【写真】PXCフライ級王者アレ・カリ。フィリピンは軽量級王国、日本の最大のライバルになる可能性も…… (C) PXC
グアムを拠点にフィリピンで躍進を遂げるPacific Xtreme Combat(PXC)が、11月17日(土・現地時間)にマニラのスマート・アラネタ・コロシアムでイベントを開催することを発表した。
アラネタ・コロシアムといえば、8月にONE FCが初のフィリピン大会を開いた会場で、ザ・ビッグドームの愛称を持ち、最高1万6500人の収容能力を持つ大会場だ。フィリピンは当然として、ハワイ、グアム、韓国、そして日本からファイターが集まる注目のケージファイティングは、AKTVを通してフィリピン全土にオンエアーされ、ライブストリーミングで世界各国で視聴できる模様だ。
同イベントが行われる11月17日には、既にフィリピンをベースとするURCCが10周年記念イベントを開催すると発表していたが、現時点で大会会場は決まったというアナウンスはない。現地では、文字通り血で血を洗う興行戦争が行われたこともあったという話も伝わってくるフィリピンMMAワールド界。だが、世間での注目度が上がり、今はそういう事件が起こらなくなったというが、URCC関係者としてみれば、穏やかにはなれないバッティングだろう。
そんなPXC34には同国からPXCフライ級王者のアレ・カリ、前回大会で印象的な勝利を挙げたエウゲニ・トケーロ&マーク・ストライグル、ハワイからライト級王者のハリス・サルミエントと日本の山内慎人を破ったラッセル・ドゥワンの出場が決まっている。そして、まだ正式発表はないが、日本からはアマ時代から注目され、プロデビュー以来5連勝中の期待の新鋭がケージ+海外初陣に臨むことになりそうだ。気になる日本人参加選手の情報を始め、PXC34の概要が届き次第、お伝えしていきたい。