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【BFC74】公開計量終了、固い表情のグッド。無骨なロシアン=サレフ

2012.09.28

BFC74

【写真】元BFC世界ウェルター王者ライモン・グッドは、地元NYCからの応援団の声援の下、険しい顔で計量に臨み、その表情が崩れることはなかった (C) KEITH MILLS

27日(木・現地時間)、28日(金・同)にアトランティックシティのシーザーズ・アトランティックシティで開催されるBFC74の公開計量が行われた。

シーズン7の幕開けとなるウェルター級トーナメント出場者は、誰一人として計量を失敗することなく、順調な仕上がり具合を見せている。そんななか計量を終えた選手は、それぞれコメントを求められた。

「アンドレイは立ち技も強いし、10連勝らしいけど穴もあるだろうからついていきたい」とジョーダン・スミス。彼の対戦相手、ベラトール2連勝で同トーナメント出場権を手にしたアンドレイ・コレシュコフは「タフで技も豊富な対戦相手と戦うので、素晴らしい試合になるだろう」と模範的な解答をしている。

「ロシア人はみんなタフだけど、勝つのは僕だ。ぶっ飛ばす」とティム・ウェルシュが言えば、コレシュコフと違い米国デビューとなるミハイル・サレフは「トーナメントに出る選手は誰もが強い、一番強い人間が勝つだけ」とロシア人らしい無骨なコメントを残した。

元DREAMウェルター級王者のマリウス・ザロムスキーは「楽しみにしている。エキサイトな試合になる」と通訳を介さずに話し、ザロムスキー同様打撃がベースのノルディン・タレブは「彼の試合を見てきたし、どんな風に攻めて来るかも分かっている。アグレッシブな試合をしたい」と語った。

メインに出場する英国人ファイターのジム・ジュードー・ウォルヘッドは「凄い戦いになるだろう。ライモンはグレート・ファイター、僕もグレート・ファイターだと証明するために戦う」と気合いの入った表情で話すと、「今はタイトルを取り戻すことではなく、明日、戦う本当に強い相手のことだけを考えている」と元BFC世界ウェルター級王者ライモン・グッドは、険しい表情で語っている。

■BFC74主な計量結果

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ライモン・グッド:170.2ポンド(77.2キロ)
ジム・ウォルヘッド:169.8ポンド(77.02キロ)

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ノルディン・タレブ:170.8ポンド(77.47キロ)
マリウス・ザロムスキー:170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ジョーダン・スミス:169.8ポンド(77.02キロ)
アンドレイ・コレシュコフ:170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ミハイル・サレフ:171ポンド(77.56キロ)
ティム・ウェルシュ:170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
デリック・ケニントン:154.2ポンド(69.94キロ)
フィリップ・ノヴァー:156ポンド(70.76キロ)

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