【K-1 Global】グレスキィクズ、米国のクラウスをローで制す
<70キロ級/3分3R>
ジャスティン・グレスキィウィクズ(米国)
Def.3R1分22秒by TKO
ブライス・クラウス(米国)
試合はグレスキィウィクズの鋭い右ローでスタート。クラウスは左フックから蹴り、前に出てワンツーを放つ。左ボディフックを効かせたクラウスのワンツーがグレスキィウィクズの顔面にヒットする。右ストレートをボディに伸ばし、左ボディフック、さらに左フックにつなげるクラウスに対し、グレスキィウィクズは蹴り足を掴んで足払いを仕掛ける。
クラウスの右ストレートでグレスキィウィクズがコーナーまで下がる。グレスキィウィクズはローや左ミドルで攻めるが、初回はパンチのクラウスが取った。2R、蹴り×パンチの攻防は変わらず、クラウスが右ストレートをヒットさせる。グレスキィウィクズも右ストレートから左ローにつなげるが、ペースを握るには至らない。ただし、クラウスは踏み込んでパンチを放ち、その際にグレスキィウィクズのローを受けるため、そのダメージは気になるところだ。
グレスキィウィクズのテンカオに、パンチを合せたクラウスだが、直後にグレスキィウィクズの右ショートフックから連打を受けてダウンを喫する。立ち上がったクラウスのテンプルに右フックを打ち込んだグレスキィウィクズ、2度目のダウンを喫したクラウスは左足も踏ん張れないようだが、ラウンド終了に救われた。
最終回、足払いでクラウスを転がすグレスキィウィクズ。完全に形成逆転し、クラウスは右ローを前足に受けて動きが固まるシーンも。左フックも踏み込みが甘くなると、威力は半減する。それでもパンチで前に出たクラウスだが、自らバランスを失い、腰が高くなる。そこにグレスキィウィクズの右からヒザ、さらに右ストレートを受けてダウンすると、レフェリーのセシル・ピープルズが試合をストップした。