【RFC19】×ブラジル人2分中の韓国ウェルター級トップ4=チャ・ジョンファンが古豪バロスと対戦
【写真】キャリア10勝6敗3分のチャ・ジョンファンはイゴール・グレイシーや長南亮に勝利。ジュカオン・カルネイロに敗れているが、最近はメキメキと力をつけている印象が強い
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18日(日・現地時間)、ROAD FCより11月9日(日・同)に韓国ソウルのオリンピックホールで開催されるRFC19でチャ・ジョンファンがアレッシャンドリ・バロスと戦うウェルター級戦、イ・グァンヒ×ムン・ギボムのライト級戦が組まれることが正式発表された。
今大会では福田力がイ・ドルヒ、富松恵美がソン・ヒョギョンと対戦することが既に発表され、チャ・ジョンファン×バロス、イ・グァンヒ×ムン・ギボムも噂通り行われることが決まった模様だ。キム・ドンヒョン、イム・ヒョンギュ、ぺ・ミョンホに続く韓国ウェルター級トップ4の一角=チャ・ジョンファンは過去2戦でルイス・ラモス、そしてアンドリュー・ナカハラと連続ドロー、3試合連続でブラジル人ファイターと戦うこととなった。
対戦相手のアレッシャンドリ・バロスは、MMAデビューから15年を迎えたブラジルのベテランファイター。フアスVT出身で当時は珍しいオールラウンダーだった。UFCは1試合のみの参戦でマーティン・カンプマンに敗れている。このところはWOCSに出場し2連敗中だが、RFCにはセコンドで訪れていたこともあり、心機一転、アジアで復活を賭す。
7月のRFC初陣でブルーノ・ミランダにKO負けを喫したイ・グァンヒはキャリア3勝1敗のムン・ギボムと対戦する。MMAデビュー戦は日本のKing Kaz Fight-Fukuyamaで、佐々木信治に敗れているムン・ギボムだが、そこからはTOP FC~RFC Koreaで連勝、5月には台湾のPro FCに出場しウィル・チョープを判定で下している。韓国内ライト級生き残り戦、知名度では上のイ・グァンヒが自国ファイターの成長を肌で感じ取る試合にはなりそうだ。また、今大会でユン・ドンシクと対戦予定だったルイス・ラモス負傷により、ノヴァウニオンの同門アミルカル・アウベスが代役出場することも明らかになっている。アウベスも元UFCファイター、ブラジル人の登用が目立つ最近のRFCだが、ならばこそクォン・アソルというチャンピオンが生まれたライト級、早々にブルーノ・ミランダの再出場を望みたい──ところだ。