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【UFC178】予想通り、デメトリウスがカリアソに何もさせずにキムラでタップ奪う

<UFC世界フライ級世界選手権/5分5R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
Def2R2分29秒by キムラ
クリス・カリアソ(米国)

サウスポーのチャンレジャーに対し、DJは左へ回りながら右ローをまずは蹴り込む。スイッチを交えて距離を詰め、そして離れるDJに対し、カリアソも右ジャブからローを見せる。カリアソのワンツー後に、あっという間にテイクダウンを奪ったDJは、腰をコントロールして背中をつかせると、左へ足を一本抜いておいて、逆に回ってパス。カリアソも巧みに足を戻すが、防御で手一杯だ。カリアソがケージを背にして立ち上がるところで、ヒザをボディに入れた王者は、そのままヒザを続ける。

ケージを背にした状態でテイクダウンを狙ったカリアソだが、潰されてヒザをボディに受ける。離れたカリアソに右ミドルを決めたDJは、ここでもヒザを放っていく。残り10秒、前に出ながらローを入れたカリアソだったが、右オーバーハンドから左ヒザを受けケージに詰まる。続く王者のハイが入っていれば、試合は終わっていただろう。

2R、カリアソが左ミドルから左ロー、さらに左ミドルを繰り出すもクリーンヒットはない。ばかりかローで足を滑らせ、DJにトップを取られる。足を一本抜いて、クルスフィックで固めたDJがパンチ、エルボーを連続で落す。続いてブリッジで逃れようとしたカリアソのサイドを取ると、DJはキムラへ。頭をしっかりと跨いでタップを奪った。

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