【Glory】12月の東京大会でヘビー級16名ワンナイト・グランドスラム
【写真】セーム・シュルト、ピーター・アーツ、ジェロム・レバンナらK-1時代のビッグネームが東京で再び拳を交えることに。右下の左の人物が、Gloryのキックの運営面をリードするコー・ヘマースだ。右はMMA部門のマルタイン・デヨング (C) BUS UTERWIJK & BEN PONTIER/EFN
8日(水)深夜、日本時間の7日(火)付でGlory International Sportsより、Glory World Seriesの12月、日本大会でGlory Grand Slam-Heavyweight 16-men Tournamentが開催されるという発表があった。
大会開催日&開催場所は、近々発表されるということだが、今回のリリースでは16名のトーナメント中13名のファイターがリストアップされている。16人のワンナイトトーナメントで優勝するには、1日に4試合をこなさないといけないハードな戦いとなるが、GGSでは、最初の3試合は2分×2R、KOないし判定でも決着がつかない場合は3Rの延長戦を行うという従来よりも短い試合タイム&ラウンド数を用いることが、競技統括のコー・ヘマースから述べられている。
そして、参加16名のうちセーム・シュルト、レミー・ボンヤスキー、ピーター・アーツ、ジェロム・レバンナ、エロール・ジマーマン、グーカン・サキ、セルゲイ・ハリトーノフ、フィリップ・フェルリンデン、イスマエル・ロンヅ、アンダーソン・シウバ、ブリース・ギドン、ジャマル・ベン・サディック、そしてイゴール・ユルコヴィッチの13名が発表されている。
6月30日に発表されたIt’s Showtime買収、その影響を受けたメンバーとはなっていないが、この辺りは10月に日本大会開催を発表しているK-1 Globalと、水面下でせめぎ合いが行われていることは間違いないだろう。今回のリリースでは、残りの3名に日本人ファイターが加わるのは確かなようだが、果たしてイッツショータイムトップファイターの追加招集もあるのか。キック界の雌雄を決する新興(再興??)グループの鍔迫り合いが本格化しそうだ。なお、Glory日本大会ではMMA戦も組まれる予定だが、70キロなど他の階級のワンマッチについても、詳細は後日行われる模様だ。