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【Lion Fight18】ヨーセングライ、Lion Fight世界ミドル級王座防衛

Lion Fight 185日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのハードロックホテル&カジノ内ザ・ジョイントにてLion Fight18が行われ、Lion Fight世界ミドル級王者ヨーセングライ・フェアテックスがサラー・ハリファの挑戦を退け、初防衛に成功した。

ラスベガスベースの米国ムエタイイベント=Lion Fight。前回大会ではマライペット・サシプラパーやコズモ・アレッシャンドリが参戦し、今大会のメインイベントには昨年7月にLion Fight世界ミドル級王座を獲得しているヨーセングライが登場。初防衛戦で英国人のハリファを迎え撃った。

ハリファはヨーロッパを中心に活躍し、ISKAの英国王座を獲得。蹴り主体のスタイルでリーチを生かしたアッパーやストレートも得意としているが、昨年11月にはタイファイトでスッサコーン・ソー・クリンミーには完封されており、ヨーセングライ有利は動かない一戦だ。

初回、ヨーセングライは左右の前蹴りで距離を取りつつ左ストレート・左ミドルにつなげる。ハリファもインローや右ミドルを返すが、ヨーセングライはジャブを伸ばして左ストレート、左ミドルを蹴って右フックを打つ。距離が離れれば前手・前足でフェイントを入れ、左ミドルを蹴るヨーセングライ。ハリファもジャブを返してパンチで前に出ていくが、ヨーセングライのジャブ&左ミドル、左前蹴りで距離を詰められない。残り30秒を切ったところで、ヨーセングライはハリファの左に右フックをかぶせて左ストレート。終了直前、左ストレートから左のヒザ蹴りをボディに突き刺すと、ハリファも右ヒジを返した。

しかし、2R開始直後、ヨーセングライがねじ込むような左ストレートを当て、すぐさま左のヒザ蹴り。これでハリファが後方にばったりと倒れてダウン、何とか立ち上がったものの足元がフラフラでカウント内にファイティングポーズを取ることが出来ず。レフェリーが試合をストップし、ヨーセングライがミドル級王座を防衛した。

なお当初、組まれていた女子ウェルター級選手権試合ヨリーナ・バース×アンカ・ヴァン・ヘステル戦は行われなかった。

Lion Fightの次回大会は11月21日(金・現地時間)先日UFCが開かれたばかりのコネシカット州フォックスウッズ・リゾート・カジノ内ザ・フォックスシアターにて開催が決定。メインイベントではLion Fight世界ウェルター級タイトルマッチ=王者ファビオ・ピンカ×ショーン・カーニー、Lion Fight女子フェザー級タイトルマッチ=王者ケリー・リース×チャジマー・ベラカールがラインナップされている。

■Lion Fight 18 試合結果

<Lion Fight世界ミドル級選手権試合/3分5R>
ヨーセングライ・フェアテックス(タイ/王者)
Def.2R0分22秒 by TKO
サラー・ハリファ(英国/挑戦者)

<120ポンド契約/3分5R>
ジェイソン・アンドラダ(米国)
Def.3-0:49-46, 50-45, 49-46
スタン・マンセボ(カナダ)

<145ポンド契約/3分5R>
ニック・チャスティーン(米国)
Def.3-0:50-45,50-45,50-45
ホセ・パラシオス(米国)

<145ポンド契約/3分5R>
ブライアン・デル・ロサリオ(米国)
Def.3-0:50-44,49-45,48-46
クリス・カーリー(米国)

<153ポンド契約/3分5R>
ダミアン・アーリー(米国)
Def.3R by Disqualification
エディ・アバソロ(米国)
※アバソロが後頭部へのヒジ打ちで反則負け

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