【Award】2012年上半期ベストファイト=ASIAN MMA 3位~5位
43大会、331試合のレポートから選ばれた2012年上半期MMA Awards。第6弾は再びベストバウトASIAN MMA編から、同率5位と同率3位、計4試合をお届けします。
Photo by MMAPLANET & ONE FC
<ベストファイトASIAN MMA第3位>
3月31日@ONE FC03
<ライト級/5分×3R>
ゾロバベル・モレイラ×フィリップ・エノモト
ブラジル人のゾロと、ペルー系スイス人がシンガポールで戦った一戦。打撃でも互角の展開が続いたが、ゾロのローがエノモノにダメージを与え、足払いからテイクダウンを奪う。グラウンドの強さはさすがのゾロ、腕十字でしっかりと一本勝ちした。
<ベストファイトASIANMMA同率3位>
2月5日@RFC06
<RFCミドル級王座決定T決勝/5分×3R>
大山峻護×ソン・ヘソック
4人ワンナイト・トーナメントの決勝、打撃戦の誘いに乗らないように戦った大山。ソン・ヘソックがフックを振り回すが、冷静に左ストレートを打ち抜いた大山が、そのままパウンドへ。レフェリーが止めないなか、ソン・ヘソックのタップで勝負は決した。
<ベストファイトASIAN MMA第5位>
2月11日@LFC07
<LFCバンタム級王座決定戦/5分×3R>
ジュマヴィエク・トルスン×ヤオ・ホンガン
同じ中国人、そしてレスリングがベースの両者だがトルスンはウィグル系で、ヤオ・ホンガンとの対戦は一見して国際戦に見えるほど外見は違う。打撃で釣ってテイクダウン勝負の両者、ケージ・レスリングとは一味違うリング中央での攻防も見応えタップリだった。
<ベストファイトASIAN MMA同率5位>
6月23日@ONE FC04
<ウェルター級/5分×3R>
ゾロバベル・モレイラ×ロジャー・フエルタ
ウェルター級でフエルタと対戦したゾロ。蹴り主体の構えの為、スウェイでかわそうと、真っ直ぐ下がってパンチを被弾するシーンも。それでも長いリーチを生かし、蹴りを織り交ぜて旧ビッグネームを圧倒。最後はサッカーボールキックでケリをつけた。