この星の格闘技を追いかける

【Award】2012年上半期ベストファイト=非UFC 2位~5位

2012.07.01

43大会、331試合のレポートから選ばれた2012年上半期MMA Awards。第5弾はベストバウト非UFC編、同率5位から2位までをお届けします。
Photo by GONGKAKUTOGI & KEITH MILLS

#02 Misaki Daley<ベストファイト非UFC第2位>
3月3日@Strikeforce
<ウェルター級/5分×3R>
三崎和雄×ポール・デイリー

デイリーのテイクダウンからエルボーやパウンドで、左目じりを大きくカットした三崎だが、組みでも打撃でも一方的に攻められることはなく、真っ向から向かい合うことで活路を開いた。真っ向勝負で勝てる三崎は、サムライを名乗るに相応しい日本人だ。


#03 Alvarez vs Aoki<ベストファイト非UFC第3位>
4月20日@BFC66
<ライト級/5分×3R>
エディ・アルバレス×青木真也

アルバレスにとって母国で同じ相手に連敗は許されなかった一戦。青木が組むまでにどのような手段で戦うかも非常に興味深かったが、青木の左ミドルや左フックに対し、右ボディで自分の距離を作ったアルバレスが、青木の攻撃を待って、右アッパーを決めた。


#04 Curran vs Warren<ベストファイト非UFC第4位>
3月9日@BFC60
<BFC世界フェザー級選手権試合/5分×5R>
パット・カーラン×ジョー・ウォーレン

レスリング世界王者のジョー・ウォーレンと、ハイスクール・レスリングから消防士を目指していたカーラン。MMAという分野において、常に前に出る気持ちの強いウォーレンの性格を見抜いたようなヒザ蹴りとパンチのラッシュで新王者が誕生した。


#05 FOusey vs Tate<ベストファイト非UFC 5位>
3月3日@Strikeforce
<Strikeforce女子世界バンタム級選手権試合/5分×5R>
ロンダ・ロウジー×ミーシャ・テイト

戦前は苦戦が予想された王者テイトだが、ロウジーの柔道技に対し、打撃やポジショニングで1日の長を見せた。しかし、アスリートとして1日の長があったのはロウジーか。十字を耐えるテイトも大したものだが、極め切ったロウジーもアッパレだった。

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