【TUF8】体重超過のゴヘイア、勝つには勝ったが…
■第7試合 189ポンドキャッチウェイト戦/5分3R
ウィルソン・ゴヘイア(ブラジル)
Def.1R2分18秒/タップアウト
ジェイソン・マクドナルド(カナダ)
【写真】体重超過のゴヘイアがマクドナルドからパウンドでタップアウト勝ちを挙げたが、腑に落ちない勝利でもある (C) ZUFFA
キャッチウェイト戦となった一戦、いきなりテイクダウンを狙ったマクドナルドだが、ゴヘイアはケージを巧に利用して懸命にディフェンス。倒されてもすぐに左手をつき、立ち上がることに成功する。マクドナルドの左ジャブにゴヘイアは左ストレートを合わせ、ローキック、ハイキックでプレシャーをかける。
かまわずマクドナルドがフックの連打で前進してきたところに、ゴヘイアが右ストレートから左フックが見事にヒット。この一発で崩れ落ちたマクドナルドに、鉄槌からエルボーを連打。20発もヒジを落としたところでマクドナルドがタップし、ゴヘイアの勝利となった。
「僕の階級はミドル級。減量に失敗したことはマクドナルド、ファン、UFCに謝りたい」と謝罪したゴヘイアだったが、いつの場合も計量を全うできなかったファイターが、計量をパスした選手を破った試合は釈然としないひっかかりが残る。