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【UFC146】王者ドスサントス、初防衛戦でミアーをマットに沈める

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
Def.2R3分04秒by TKO
[挑戦者]フランク・ミアー(米国)

 サウスポーのミアーに対し、左回りの王者ドスサントス。ミアーは距離を詰めて、シングルレッグから引き込んで足をキャッチするが、ドスサントスは引き抜いてスタンドで待ち構える。立ち上がったミアーに、右ボディを打ち込み、ハイをよけて左フックを放つドスサントス。再び右ボディを放ち、左へ回る。ボディを続けるドスサントスに対し、ミアーは右ロー。パンチはカウンターを合わされそうで、迂闊に打てないか。

 ミアーの右ローに、左フックをカウンターで合わせるドスサントスは、右ストレートを放つ。前に出て左フックを見せたドスサントスに、ミアーが左ストレートを見せるが、踏み込みが甘く威力はない。ボディを重ねる王者は、左ジャブを伸ばし、ここでも右ボディ。下に意識を運ばせ、右ストレートを放つが、ここはミアーがしっかりと見ている。

 左ジャブから、右ストレートを打ち込むと、テンプルに直撃をミアーの動きが止る。ケージ際で連打を打ち込むドスサントス。ふらついたミアーのテイクダウン狙いを切ったところで、1Rが終了した。ボディにつられ、パンチの見極めが困難になっているミアーがどのように修正を加えるか。

 2R、右へ回るミアーだが、かえって正面に立つことになり左ジャブを受ける。バランスを崩し引き込むミアー、王者は寝技には付き合わない。左を振るいながら前に出るミアーに、ここでもボディを打ちこみ王者は、左ジャブで前進を止める。それでも左を見せたミアーだが、攻略の糸口も掴めないか。アッパーからボディ、左のボディに打ち込んだドスサントスは、ローを受けつつ左を伸ばす。

 左ヒザに右ストレートを合わせたドスサントスは、ダウンしたミアーのバックを取ってパウンド。ここでも距離を取って、スタンドで待ち受ける。すぐに立ち上がらないミアーが転がるように仰向けになると、無防備の顔面に鉄槌を落したところでTKO勝ちを決めた。

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