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【UFC145】ダンジグ×エスクデロは決定機のない試合に

2012.04.22

<ライト級/5分3R>
マック・ダンジグ(米国)
Def.判定3-0:30-27、30-27、29-28
エフライン・エスクデロ(米国)

パンチを放ちながら前に出て組みついたダンジグはケージにエスクデロを押し込む。首相撲から体勢を入れ替えたエスクデロは、ケージに再び押し込まれるとエルボーを放っていく。テイクダウンされると同時に、エスクデロがヒールフックの体勢へ。起き上がり、足を畳んでエスケープしたダンジグは、左ストレートをヒットさせる。

頭を下げてパンチから組みつくダンジグが、バックに回り込む。頭からケージに突っ込みテイクダウンを許さないエスクデロは、ここで胸を合わせる。距離を取った両者、エスクデロのノーモーションのダブルレッグを切ったダンジグだが、そのままケージに押し込まれる。ヒールフック以外、大きな展開のない初回だった。


2R、前に出てきたダンジグに、エスクデロの右ストレートがヒット。それでもパンチを打ちながら距離を詰めたダンジグが、組みついてケージにエスクデロを押し込む。再び距離を取った両者、小刻みなステップを踏むエスクデロの左フックに合わせ、ダンジグが組みつくも、ここも自ら距離を取る。

首相撲から左ヒジを見せたエスクデロ、バランスを崩し、続けて攻勢に出られない。ダンジグもパンチが当たっても単発で、1Rにヒールのカウンターを受けた時以外はテイクダウンが決まらない。互いにペースを握ることができない一戦は、最終ラウンドを迎えた。

エスクデロは思い切り左フックを放つも、これは空振りとなり、ダンジグのショートフックがヒットする。ダンジグのスーパーマンパンチも空振りになり、ケージ際での組み合いに互いがボディへのヒザを突き上げる。

組みついてハーフバックの状態のダンジグだが、ここも固執せず打撃の間合いへ。試合は決定機のないまま試合終了を迎え、3-0でダンジグが判定勝ちを収めた。

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