【TUF15】タフデシジョン、ヴィックがスプリット判定勝ち
<ライト級/5分1R>
ジェイムス・ヴィック(米国)
Def.判定2-1:10-9,10-9,9-10
ダコタ・コクラン(米国)
長身のヴィックが、前蹴りを見せるも、コクランはパンチを振るって組みついていく。ケージに押し込まれたヴィックだが、倒れず態勢を2度、3度と入れ替える。腰をコントロールするコクランを小手投げで前方におくったヴィック。
懸命に組みつくコクランに、ヴィックはダースとネッククランクのコンビネーションで対応する。ワキを差したまま、首を引き抜いたコクランはここで立ち上がってドライブへ。
残り2分、組み合いが続き一つのテイクダウンが非常に大きな意味を持つようになる。ヴィックはいなして、エルボーを狙うが、コクランも諦めない。ヴィックをケージに押し込み続けるコクランは左のパンチを入れるも、残り45秒でブレイクが掛かる。
距離ができるとコクランが右パンチから距離を詰めると、ステップバックで距離を測り、蹴りを狙うヴィック。残り20秒で組みついたコクランは、ヴィックのダースを切り抜け、最後の最後に背中をつかせることに成功した。
解説のダナ・ホワイト、ドミニク・クルーズ、ユライア・フェイバーが「次のラウンドが必要だ」と言った一戦は、ヴィックがスプリットで制した。