【TUF15】セラ&ロンゴ門下、全局面対応イアキンタ
The Ultimate Fighterシーズン15のイリミネーション・ラウンド16試合が、3日(金・現地時間)に行われる。試合はライブ形式となるFXでのTUF、その出場32人から注目の選手をピックアップ。第4弾は、前ROCライト級王者アル・イアキンタだ。
【写真】ライト級版クリス・ウェイドマンといった感じのアル・イアキンタ、完成度は高いファイターだ (C) KEITH MILLS
クリス・ウェイドマン、コスタ・フィリッポウらに続き、マット・セラとレイ・ロンゴの下から、UFCとの契約を目指すイアキンタ。東部の人材育成大会ROCライト級王者から、UFC出場を狙ったが、パット・オーディンウッドに敗れてベルトを失い、TUF15トライアウトを選択し、狭き門を突破した。
セラ&ロンゴの教え子らしく、打撃はアウトからフックが強く、レスリングベースで柔術を取りいれ、ウェイドマン同様フロント系のチョークが得意技のイアキンタ。オールラウンダーというよりも、全局面に対応できる自らのスタイルを持つと言ったタイプで、試合経験こそ決して豊富ではないが、安定度は高い。
また、ジョン・タックに続き、サンディエゴのアリーナ所属ファイター=マイルス・ジュリーにも注目が集まる。レベルの高い対戦相手と戦った経験はないが、MMA戦績9勝0敗でTKO勝ちが4試合、一本勝ちが5試合と打撃と組み技のバランスも取れている。
■ここで紹介した以外のTUF15、イリミネーション・ラウンド出場選手
アクバル・アレロア(メキシコ)19勝6敗
アリ・マクレーン(北アイルランド)9勝5敗
アンディ・オグル(英国)8勝1敗
ヴィンチ・ピチェル(米国)6勝0敗
エリン・ビーチ(米国)3勝1敗
オースティン・リオンズ(米国)9勝1敗
クリス・サンダース(米国)9勝2敗
クリス・ティックル(米国)7勝4敗
クリスチアーノ・マルセーロ(ブラジル)12勝3敗
コディ・プフィスター(米国)6勝3敗
サム・シチリア(米国)10勝0敗
ジェイムス・ヴィック(米国)4勝0敗
ジェイムス・クラウス(米国)15勝4敗
ジェフ・スミス(米国)9勝1敗
ジェレミー・ラーセン(米国)8勝2敗
ジャスティン・ローレンス(米国)3勝0敗
ジャレッド・カールステン(米国)3勝0敗
ジョーイ・プロクトー(米国)7勝1敗
ジョーダン・リナルディ(米国)5勝0敗
ジョナヴァン・ヴィスタンテ(米国)3勝1敗
ジョン・コファー(米国)7勝1敗
ジョン・タック(米国)6勝0敗
ダーロン・クルイックシャンク(米国)10勝2敗
ダコタ・コクラン(米国)11勝2敗
チェイス・ハケット(米国)4勝1敗
ドリュー・ドバー(米国)8勝3敗
ブレンダン・ウェーファー(米国)6勝3敗
マーク・グローバー(英国)6勝1敗1NC
マイク・リオ(米国)8勝1敗
マイケル・ヒーザ(米国)7勝0敗