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【WSOF10】電話会見より、WSOF JAPAN8月開催は白紙……??

2014.06.13

Sefo & Abdelaziz

【写真】3月のWSOF09時にはセフォー&アブデルアジズ両首脳からWSOF JAPAN開催は8月2日と明言されていたが……、パンクラス&WSOF JAPANと彼らの関係も発言が二転三転している……(C) MMAPLANET

11日(水・現地時間)に行われたWSOF10「Branch vs Taylor」のカンファレンスコールの要約が同プロモーションからリリースされた。21日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのハードロックホテル&カジノ内ザ・ジョイントで開催される同大会に出場するデヴィッド・ブランチ、ジェシー・テイラー、ジョージ・カラキャニャン、リック・グレン、そして藤野恵美と対戦するジェシカ・アギラーらが行ったカンファレンスコール。

その会見中にレイ・セフォーとアリ・アブデルアジズ両首脳も出席したが、セフォー社長から気になる発言があった。

まず7月5日(土・同)にフロリダ州デイトナビーチのオーシャン・アリーナで開かれるWSOF11=初のNBC中継大会について「これだけ1大会で良いカードが揃うと、今後タイトル戦が組めなくなる? そんな心配は全くしていない。WSOFには素晴らしい実力者が揃っている。我々の充実したラインナップは、優れて才能の持ち主が集まっているから充実しているんだ。ジョン・フィッチ、ジャスティン・ゲイジー、ニック・ニューウェル、ジョシュ・バークマン(※直後に欠場の情報も)、JZ・カバウカンチ、メルビン・ギラード、他にも陣容は揃っている。この世界のビッグネームがね。WSOF11は初めてNBC本隊で中継される大会だ。だから、トップファイターばかりをカードに並べた。これが第一歩、今後、さらに大きなことが続くことになる」と語った。

これを受けてアブデルアジズ副社長も「WSOF11ですら、ジェイク・シールズ、マルロン・モラエス、スティーブ・カールは出場しない。我々は世界のトップタレント、ビッグネームと契約を続けている。彼らはWSOFの一員になりたく、我々は彼らのキャリアの一部になりたい。これから、もっともっとビッグガードを揃えていく。第1回大会から11回大会まで、素晴らしいメインイベントを組んできたけど、もっと凄くなる。WSOF11はその一歩だ」と言葉を続けた。

その後、出場選手への質問が続き、カンファレンスコールも30分が過ぎた頃にアブデルアジズは「ブランチとテイラーの勝者にはユーシン・オカミが挑戦する」と明言。そしてリック・グレンへの質問があった後、『レイ、アリ、当初は日本で開催されるとされていたWSOF12について、何か情報はありますか』という質問が向けられた。これに対するセフォー社長の返答は以下の通りだ。

レイ・セフォー
「いくつかの開催候補地があるけど、まだ最終決定はなされていない。これからの数週間で発表することになるだろうけど、それは米国での開催になる」

『!』。つまり一度は8月2日とアナウンスされたWSOF JAPANの開催は白紙に戻されたと理解して良いだろう。そして、セフォー社長の「アリが途中で、パンクラスとディールはないと間違った発言をしていた。我々はパンクラスと契約を結んでいる。パンクラスがWSOF JAPANを運営するという契約をね。アリは忙しすぎて、失念してしまっていたんだ。そこをクリアにしていきたい」という言葉で50分に及ぶカンファレンスコールは締めくくられた。

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