【Bellator120】ティト・オーティズが肩固めでシュレメンコ落す
<ライトヘビー級/5分3R>
ティト・オーティズ(米国)
Def.1R2分27秒by 肩固め
アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
ベラトール世界ミドル級王者シュレメンコが、ライトヘビー級でティトと対戦。明らかに体の大きなティトが、まずは右フックから前に出る。距離を取ったシュレメンコは、ティトのテイクダウン狙いにショートフックと左ミドルを蹴り込む。動きがスローなティトにシュレメンコの左ミドル、左ボディが打ち込まれる。ティト・コールを背に、組んでヒザを入れるバッドボーイはスピニングバックフィストを放ったシュレメンコに組みつく。テイクダウン狙いからバックを取ったティトが、シュレメンコを崩してトップを奪取。そのまま肩固めへ。
タップの仕種を見せたシュレメンコがそのまま動きを止める――と、既に落ちておりレフェリーが試合をストップ。まるで2000年のADCCで佐藤ルミナを落した時のような15年ぶりの肩固め、体重が違う相手へのティト・スペシャルに場内も大歓声に包まれた。UFC殿堂入りがならないことにチクリと一刺ししながら、舌好調のティトは試合時間以上にマイクの前で話し続けた。