【RFC05】大山、ダウンを乗り越えデニス・カンをKO
【写真】やや調子を落としているとはいえ、デニス・カンに勝利は大きい。大山峻護はバックを取られそうになり、胸を合わせてから一気に形勢逆転した (C) MOOzine
リアルタイムで追えなかったMMAイベントを後追いリポートするMMA SALON、今回は3日(土・現地時間)に韓国はソウルのチャンチュン体育館で行われたROAD FC05「Night of Champions」の模様をお伝えしたい。
Text & Photo/MOOzine
韓国MMAワールド復興の旗頭ROAD FCが、旗揚げ2年目に入り5回目のイベントは、かの地のスポーツ界で聖地といわれるチャンチュン体育会で開催。ケージも直径7メートルのものから9メートルになり、ヤングガンと称したアンダーカード5分×2Rを併せて全12試合が行われた。
メインでは前回大会から始まったミドル級トーナメント1回戦が組まれ、韓国系カナダ人で現地の知名度も抜群のデニス・カンと、日本の大山峻護が対戦。序盤の打撃戦はカンが優勢だったが、トップを奪った大山はパウンドで攻め込むと、最後は亀になったカンにヒザや鉄槌を連打。失神に追い込んで準決勝進出を果たした。
同トーナメントは来年2月に行われる次回大会で、準決勝&決勝を一晩で行う。大山はこの日、同じく1回戦を突破した韓国軍特殊部隊のキム・ジョンデと対戦することになり、前回大会で勝ち上がったイ・ウンスとソン・ヘンクがもう一つの準決勝として組まれている。
今大会に日本から毛利明彦が出場したが、イ・ゼソンに判定負けを喫している。なお、同大会の模様は韓国のケーブルテレビ局で、ROAD FC版TUF=ジュモギイウンダ(拳が泣く)など、格闘技番組も数多く中継しているXTMで放送された。
ミドル級トーナメント1回戦/5分3R | ||
○大山峻護 (日本) |
1R3分40秒 TKO 詳細はコチラ |
デニス・カン× (カナダ) |
ライト級/5分3R | ||
○ナム・イチョル (韓国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ヴィシール・コロッサ× (南アフリカ) |
バンタム級/5分3R | ||
○カン・キョンホ (韓国) |
1R4分56秒 腕十字 詳細はコチラ |
ソング・ミンジョン× (韓国) |
フェザー級/5分3R | ||
○クォン・ベヨン (韓国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ブライアン・チェ× (韓国) |
ライト級/5分3R | ||
○イ・ゼソン (韓国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
毛利明彦× (日本) |
ミドル級トーナメント1回戦/5分3R | ||
○キム・キョンデ (韓国) |
1R0分18秒 KO 詳細はコチラ |
イ・ヅリ× (韓国) |