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【TUF14】ベッドフォードが圧倒的な強さでTKO勝利

2011.12.04

<バンタム級/5分3R>
ジョニー・ベッドフォード(米国)
Def.3R1分58秒 by TKO
ルイス・ゴルディーノ(米国)

頭一つ大きいベッドフォードが、低くしゃがみこんでテイクダウンを奪う。トップをキープしたベッドフォードは、パンチを落として、ゴルディーノの立ち上がりざまにヒザ蹴りを打ちこんでいく。

距離を取ろうとするゴルディーノにベッドフォードはエルボーを入れ、再びテイクダウンを奪取すると、即マウントからエルボーを落とす。両手で顔面を守るだけで、ブリッジもできないほど押さえ込まれたゴルディーノは、パンチ&エルボーを受け、ケージ際で背中を見せてしまう。

バックマウントからリアネイキドチョークを仕掛けつつ、襷でしっかりとホールドするベッドフォード。ゴルディーノも懸命に背中を伸ばさないよう耐え、立ち上がろうとするが、再びマウントからパンチを受ける。

足を戻したゴルディーノに対し、ベッドフォードはパウンドの連打。さらにエルボーから鉄槌を落としてボディにヒザ蹴りを見舞うなど、ラウンド終了まで攻め続けた。何とかタイムに救われたゴルディーノだが、左目尻を大きく腫らし、カットしている。


2R、右フックから右ローを見せたゴルディーノだが、ベッドフォードは首相撲からヒザ蹴りをボディに入れ、スピニングバックフィストを見せる。直後にテイクダウンを奪い、ボディにヒザ、立ち上がったところにボディフックを入れる。

ベッドフォードはシングルレッグからまたもゴルディーノをテイクダウンすると、ハーフから左のパウンドを落とす。クローズドガードを取ったゴルディーノだが、体を起こしたベッドフォードが足を払って、サイドからマウントへ。ハーフでとどまったゴルディーノの顔面にパウンドを連打するベッドフォードに対して、懸命に足を利かせるゴルディーノが粘りを見せる。

上四方から3度マウントを奪取したベッドフォードは、パンチ&エルボーでゴルディーノを圧倒する。残り30秒、エルボーを受け背中を見せそうになったゴルディーノに腕十字を仕掛けたベッドフォードだが、ディフェンスに徹しきる相手を極め切るのは難しく、そのまま圧倒的に優勢だった2Rを戦い終えた。

最終回、「終わらせろ」というセコンドの言葉を受けたベッドフォードは、左ハイを見せる。アッパーを見せて、警戒させておいてからジャンピングニー、さらにボディフックを放つ。打つ手のないゴルディーノはヒザ、ヒジ、ハイキックから懸命に逃れ、スピニングバックフィストを放つ。

しかしこの一発で火のついたベッドフォードは、ヒザでダウンを奪うと、パウンドの連打から、ニーオンザベリーへ。エルボーを受けて、亀の態勢になったゴルディーノのボディにベッドフォードがヒザの連打を見せると、ついにレフェリーが試合をストップ。ベッドフォードが圧倒的な強さを見せ、ゴルディーノを下した。

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