【RFC05】OFCの刺客の打に、ナム・イチョル「倒」で勝つ
<ライト級/5分3R>
ナム・イチョル(韓国)
Def.判定3-0
ヴィシール・コロッサ(南アフリカ)
【写真】ナム・イチョルはヴィシール・コロッサのスタンドのプレッシャーに負けずに、テイクダウンで勝利した (C) MOOzine
南アフリカのキックボクサーで、ONE FCに出場しているコロッサは、韓国でもキックの試合をしたことがあり、MMA戦績は5戦4勝1敗だ。対するナム・イチョルは元スピリットMCウェルター級王者で、香港のLFCでエイドリアン・パンとライト級王座決定戦も戦っている。
長い手足のコロッサからテイクダウンを奪うが、なかなかガードを割れないナム・イチョル。強引にリフトし、叩きつけようとするが反対にトップを奪われてしまう。それでも、バタフライガードからスイープを仕掛け、立ち上がったコロッサからバックを奪う。
背中に乗った状態でパンチを見せるナム・イチョルはバランスを失い着地するが、ここからテイクダウンを狙う。対するコロッサは、ケージを握って耐えようとしたためイエローカードが与えられた。
2R、シングルレッグでテイクダウンしたナム・イチョルがパウンドを落とすが、立ち上がったコロッサが首相撲からヒザ蹴り、さらに首投げで倒されてしまう。すぐに立ち上がったナム・イチョルに、コロッサは再びクリンチからヒザ蹴りを腹部に連続で突き上げる。すると、その一発が急所を直撃し、試合が一時中断に。
再開後、打撃戦を挑んだナム・イチョルだったが、逆に左ストレートを受け、テイクダウンへ。バックに回り、リアネイキドチョークを狙うも、ここはタイムアップとなる。
最終回、コロッサのレフトフックを受けたナムだが、ここでも直後にシングルレッグでテイクダウンを奪う。立ち上がって逃げるコロッサを、今度はしっかりと持ち上げてスラムで叩きつけたナム・イチョルが、トップをキープ。パウンドを落としながら、タイムアップとなり判定勝ちを収めた。