【TPF11】ユリシーズ&カラキャニャン、2階級で新王者に
2日(金・現地時間)、太平洋岸のナンバーワン人材育成大会=タチパレス・ファイツ(TPF)の11度目のイベント「Redemption」が行われ、フェザー級とバンタム級で新チャンピオンが誕生した。
メインのTPFフェザー級王座決定戦は、前王者アイザック・デジーザスが、体重超過で防衛戦を行なえずに失ったタイトルの再獲得を目指し、ジョージー・カラキャニャンと対戦。勢い打撃が持ち味のデジーザスだが、カラキャニャンは抜群の間合いで足技を決めていく。
テイクダウンこそ許したカラキャニャンだったが、その定評のあるガードワークでデジーザスに攻め入る隙を与えず、最後は三角絞めでタップを奪った。
また、マイケル・マクドナルドの王座返上により、バンタム級王者決定戦に挑んだユリシーズ・ゴメスとコディ・ギブソン。序盤からテイクダウンを阻まれ、打撃でプレッシャーを与えられたユリシーズだったが、攻め込むギブソンが先にスタミナをロス。自滅するように組みにいき、ギロチンで一本負けを喫した。
フライ級に続きバンタム級を制したユリシーズだが、課題の残るファイトであったことは間違いない。一方、新フェザー級王者カラキャニャンは、寝技の強さに加え、見えない位置から伸びてくるハイやヒザなど、今後が楽しみな要素が増えた王座奪取となった。
・米国サッカー五輪代表でプレー、カラキャニャン – 大会前インタビュー
TPFフェザー級王座決定戦/5分5R | ||
○ジョージ―・カラキャニャン (米国) |
1R4分02秒 三角絞め 詳細はコチラ |
アイザック・デジーザス× (米国) |
TPFバンタム級王座決定戦/5分5R | ||
○ユリシーズ・ゴメス (米国) |
3R2分26秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ |
コディ・ギブソン× (米国) |
フライ級/5分3R | ||
○ダスティン・オーティズ (米国) |
3R4分38秒 TKO 詳細はコチラ |
ジョシュ・レーヴィ× (米国) |
フライ級/5分3R | ||
○フランシスコ・リベイラ (米国) |
1R0分40秒 TKO 詳細はコチラ |
ブラッド・マクドナルド× (米国) |
ライト級/5分3R | ||
○サバント・ヤング (米国) |
2R2分41秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ |
ロブ・ワシントン× (米国) |