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【It’s Showtime】来日直前ヴィールセンは、レジェスと対戦

sergio12日(土・現地時間)にスペインはテネリフェ島のパベリョン・サンチアゴ・マルチンで行われる「Fight Club Group & Canary Kickboxing Federation presents It’s Showtime 53」。ジョルジオ・ペトロシアンが復帰戦を行う同大会には、11月23日に日本のRISEに来日が決定した欧州軽量級の雄セルジオ・ヴィールセンが出場する。

【写真】実力者セルジオ・ヴィールセンだが、無名のカルロス・レジェス戦も油断はできない (C) Ben Pontier/EFN

1986年11月1日生まれ、25歳になったばかりのヴィールセンのキック戦績は、34勝3敗2分1NCという堂々としたもの。名匠ルシアン・カルビンの下で、ヒザ蹴りを効かせたダッチ・キックボクシングをマスターした。昨年9月にイッツショータイム61キロ級世界王座を奪取したが、今年の3月にカリム・ベノーイに敗れ、王座陥落。

それでも日本の山本真弘を倒した実力に陰りはなく、10月にはロシアでルスラン・トジリヤンを下し、W5世界60キロ王座を獲得している。当初の予定では現イッツショータイム61キロ級王者のハビエル・エルナンデスとの対戦が発表されたが、その後、対戦相手はカルロス・レジェスに変更されている。


カルロス・レジェスは日本では全く無名の選手だが、今大会にも出場するモイセス・ルイバル門下でキャリア38戦28勝8敗2分というリザルトを残しており、28勝のうち7つの勝利がKO勝ちだ。このレジェスは、実は今年の4月にイッツショータイム王座を獲得する以前のハビエル・エルナンデスを判定で下しており、ヴィールセンにとっても日本行きを前に楽観視できない相手といえる。

■It’s Showtime対戦カード

<It’s Showtime 95キロ級MAX世界選手権試合/3分5R>
ダンヨ・イルンガ(ドイツ)
ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)

<70キロ/3分3R>
ゼベン・ディアズ(スペイン)
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)

<85キロ級/3分3R>
アミール・ゼヤダ(オランダ)
モイセス・ルイバル(スペイン)

<77キロ級/3分3R>
ダリル・スキットマン(オランダ)
マルセル・グローエンハート(オランダ)

<70キロ/3分3R>
ホナイ・リスコ(スペイン)
アンディ・リスティ(オランダ)

<61キロ級/3分3R>
セルジオ・ヴィールセン(オランダ)
カルロス・レジェス(スペイン)

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