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【LFC06】コーナー際TD攻防制しマックスウェイン判定勝ち

2011.10.30

<ウェルター級/5分3R>
ロブ・マックスウェイン(ニュージーランド)
Def.判定3-0:30-26,29-26,29-27
イ・ヨンジェ(韓国)

左から右を伸ばし前に出るイ、マックスウェインはバックステップで距離を取る。イの左に対し、マックスウェインはショートのフックから組みついていく。コーナーにイを押し込んだマックスウェインがテイクダウンに成功する。

イはバタフライガードから、すぐに立ち上がるがコーナーから離れることはできない。ハイクラウチで抱え上げられたイはロープを掴み、試合は一時中断、注意が与えられる。再開後、イのヒザがマックスウェインの急所に入り、試合がリング中央から再開となる。


パンチの交換から再び、イをコーナーに押し込んだマックスウェイン。両者が脇を差した常態で、フック、アッパーを繰り出すと、イのヒザが再び急所に入り、イエローカードが提示される。マックスウェインの左が入り、組みついたイだがコーナーに押し込まれた形で1Rが終了した。

2R、イのローを掴み右を打ち込んだマックスウェインだが、続く右フックにイがテイクダウンを合わしていく。これを受け止めたマックスウェインがクリーンテイクダウンを奪う。コーナー際の寝技の攻防に、レフェリーがブレイクを命じ、中央に移動して試合が再開される。

蹴り上げから立ち上がろうとするイのバックに回り、腹固めを狙ったマックスウェインだが、前方に振り落される。上四方のイは頭部や肩にヒザを突きさし、亀の態勢になったマックスウェインのバックを伺う。ガードを取ったマックスウェインだが、イは強烈な鉄槌を落していく。

マックスウェインのリバーサルの仕掛けから同体でスタンドに戻った両者。マックスウェインはシングルからダブルに移行し、ケージにイを押し込む。ロープに頭を置いて、バランスをキープしようとしたイに対し、マックスウェインはダブルレッグからバックへ。

ガードを取ったイに、マックスウェインがエルボーを落したところで2Rが終了し、試合は最終ラウンドへ。スタンドでフックを打ち合うが、両者スタミナをロスし、動きが遅くなっている。イが左ストレートをヒットさせる。マックスウェイのパンチは、踏み込みがなく届かない。

イはサウスポーの構えから左ボディ、左ストレートを顔面に打ち込む。右ローを返すマックスウェインだが打撃の勢いはイが上か。直後のインサイドローでイはバランスを崩したが、試合はスタンドの展開が続き、今度は前蹴りを放ったマックスウェインが自ら尻餅をつく。

疲れて動きの落ちた両者は、体の軸を失いながらパンチを放っていく。残り15秒、イが懸命に前に出てパンチを振るい、試合はタイムアップに。イエローカードの提示もあり、マックスウェインが3-0の判定勝ちを果たした。

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