ヴィラ&ドゥドゥ決勝進出、ンプンブ敗北。微妙な判定多し
22 日(土・現地時間)にアリゾナ州ユマのココポー・リゾート&カジノで開催されたBFC55。ウェルター級&ミドル級に続き、バンタム級で準決勝が行われた。
そのバンタム級トーナメント準決勝、まずはエドゥアウド・ダンタスがエド・ウェストをスプリットで下し決勝進出を決めた。遠い距離からローで、ダンタスのテイクダウン狙いを徹底してカット、当たる距離では派手な蹴り技というポイント・アウトの権化ウェスト。ドゥドゥは2Rにバックマウントを取り、パンチの精度で上回り、判定ながら勝利を手元に手繰り寄せた。
もう一つの決勝も、決してコンタクトの多くない展開に。2R、3Rと距離を詰め、かなりローキックを打ちこんだロウロは、パンチのヒット数でもヴィラを上回ったように見えた。決定的にとった3R以外のラウンドをヴィラとしたジャッジが二人おり、ヴィラの判定勝ち。プロモーターサイドとしては、決勝戦でノヴァ勢同士の対戦が避けられることになった。
この日、トラビス・ビューを相手にノンタイトル戦を行ったBFC世界ライトヘビー級王者クリスチャン・ンプンブは、ビューのテイクダウン+トップキープに押し切られ判定負けを喫している。世界王者のタイトル戦&トーナメント戦以外の敗北は、BFCの2年半の歴史で初めてのこととなる。
なお、ご当地ファイターとしてアンダーカードに出場したTUF13ウィナーのエフライン・エスクデロは、シーザー・アビラを115秒ギロチンで下している。
バンタム級トーナメント準決勝/5分3R | ||
○アレックス・ヴィラ (キューバ) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
マルコ・ロウロ× (ブラジル) |
バンタム級トーナメント準決勝/5分3R | ||
○エドゥアウド・ダンタス (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
エド・ウェスト× (米国) |
ライトヘビー級/5分3R | ||
○トラビス・ビュー (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
クリスチャン・ンプンブ× (フランス) |
ライト級/5分3R | ||
○ヒカルド・チルローニ (ブラジル) |
2R3分54秒 リアネイキドチョーク |
スティーブ・ゲイビル× (米国) |
ライト級/5分3R | ||
○エフライン・エスクデロ (米国) |
1R1分55秒 ギロチンチョーク |
シーザー・アビラ× (米国) |
ミドル級/5分3R | ||
○コビー・オーティズ (米国) |
1R4分6秒 TKO 詳細はコチラ |
エドガー・ガルシア× (メキシコ) |