【DWCS S10 Ep03】ベアナックル帰りのバレト、ウェルラウンダー=クランシーJrにパウンドアウトされる
【写真】拳の圧はあっても、MMAとして質量はクランシーJrが高かった(C)Zuffa/UFC
<ウェルター級/5分3R>
ショーン・クランシーJr(英国)
Def.2R3分54秒by TKO
ゲイリー・バレト(米国)
ベアナックル帰りのバレト、父は3団体のボクシング世界チャンピオンだ。対するクランシーJrは、英国Cage Warriorsウェルター級チャンピオンと実力は保証書付き。サウスポーのバレトは右リードから左のショートを伸ばす。クランシーJrは右ミドル。バレトはそこにも左を合わせようとしていた。右ローを蹴ったバレトは、右ハイを受けそうになる。
クランシーJrは再び右ハイを狙い、前蹴りで突き放そうとする。そして右をヒットさせる。ケージを背負ったバレトは、右ヒザを顔面に受けそうになり、続く右ハイはガードの上からだが効かされた感もある。鋭いバレットのステップインに反応し、直後にクランシーJrは右カーフを蹴る。続く右フックは空振りも、飛び上がるような右ミドルを繰り出す。バレトは右ジャブを当て、スイッチしたクランシーJrにもう一度右を伸ばす。
残り1分、やや試合が膠着したなかでバレトがジャブを届かせる。スイッチするクランシーJrは右ジャブから跳びヒザ。かわしたバレトは圧はかけるが、ビッグショットはなかった。
2R、ローからダブルレッグを仕掛けたクランシーJrが、テイクダウンを奪う。頭を抱えるバレトだが、クランシーJrはハーフからヴァンフルーチョークへ。バレトはギロチンを解き、クランシーJrがエルボーを落とす。再び頭を抱えたバレトだが、足を抜かれサイドからマウントを取られる。息を整えたクランシーJrは、エルボーを落としハイマウントへ。暴れるバレトは、RNCに胸を合わせにいくがクランシーJrは巧妙にマウントに戻る。
残り2分、再びハイマウントに移動したクランシーJrが、エルボー&パンチを落とす。右直角エルボーから左のパンチ、さらに左右の連打――にとどまらず、左右のエルボーを続けるクランシーJrを見てレフェリーが試合を止めた。
不満の表情を浮かべたバレトだが、このストップは致し方ないか。MMAとして完成度の高いクランシーJrを、バレトは拳2つで攻略はできず。そしてクランシーJrはキャリア9連勝&9フィニッシュとした。














