【ONE FF160 :The Inner Circle20】無敗の非タイ人によるムエタイ王座戦=イマンガザリエフ×オルチコフ
【写真】タイ人以外で無敗を誇るムエタイ戦士同士がONEのムエタイ王座を争う。これも新たな時代の始まりか(C)MMAPLANET
26日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムにて開催される「ONE Friday Fights160 & The Inner Circle20」で、アサドゥーラ・イマンガザリエフとアスラムジョン・オルチコフによるムエタイ世界フライ王座決定戦が組まれた。
Text by Takumi Nakamura
ONE Friday Fightsでロシアや中央アジア勢の活躍が目立つなか、イマンガザリエフとオルチコフによる無敗対決がONEムエタイ世界フライ級王座決定戦として行われる。
ダゲスタン出身のイマンガザリエフはONE戦績8戦8勝(7KO)。ルンピニーとラジャで2階級制覇したパンパヤックを右ハイキックでなぎ倒し、元ラジャ2階級王者のゴントーラニーを左ボディで悶絶させるなど衝撃的なKO決着が多く、唯一の判定勝利に終わったモハメッド・タオフィック戦も2度のダウンを奪う判定勝ちで圧倒的な強さを見せてきた。
イマンガザリエフは今年3月のONE FFでノンオー・ハマとの王座決定戦が組まれていたが計量失敗。ノンオーが勝利した場合のみ王者として認定される形式で試合が行われ、イマンガザリエフがノンオーを左フックでKOしてたが、イマンガザリエフがベルトを巻くことはなかった。今回が満を持しての王座戦と言えるだろう。
対するオルチコフはウズベキスタン出身で、こちらもONE戦績は10戦10勝(5KO)と無敗。イマンガザリエフとも拳を交えたゴントーラニーにも勝利し、5月のONE FNでジョーダン・エストゥピニャンをKOしたあとにイマンガザリエフとの王座戦をアピールしていた。
イマンガザリエフとオルチコフはどちらも軽快なステップとスイッチを使い分けるスタイルで、タイ人を攻略してきた共通点がある。その上で両者のファイトスタイルを比較すると、より変則的な技を駆使して戦うのがイマンガザリエフで、パンチでの打ち合いを好むのがオルチコフという見方が出来る。
ただしイマンガザリエフは変則的な動きの中でもパンチで仕留める場面では正統派なボクシングスタイルも見せている。ONEではパンチで打ち合う場面はほとんどないイマンガザリエフだが、いざオルチコフと打ち合いになっても対応できるスキルは持っているはずだ。そういった戦いの幅という部分ではイマンガザリエフがやや上という見方をしてもいいだろう。
これまでONEでも非タイ人同士によるムエタイ王座戦が組まれたことがあるがフライ級では初。しかもフライ級はロッタン・ジットムアンノンやスーパーレック・キアットモー9といったタイの人気選手たちが戦ってきたONEムエタイの花形階級だ。そのフライ級で無敗の非タイ人同士がベルトを争うことは、ONEにおける新たな歴史の始まりと言える。
■視聴方法(予定)
6月26日(金)
午後8時30分~ U-NEXT
■ONE FF156:The Inner Circle20対戦カード
<ONEムエタイ世界フライ級王座決定戦/3分5R>
アサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア)
アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン)
<ムエタイ フライ級/3分3R>
ノンオー・ハマ(タイ)
ゴントーラニー・ソーソンマイ(タイ)
<ムエタイ バンタム級/3分3R>
PTT(タイ)
ジュリオ・ロボ(ブラジル)
<ムエタイ 女子アトム級/3分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
シンシア・フローレス(メキシコ)
<ムエタイ バンタム級/3分3R>
ムアンタイ・PKセンチャイ(タイ)
パンリット・ルージョメイサイワーリ(タイ)

















