【Strikeforce】川尻のタイトル挑戦、完敗に終わる
■Strikeforce世界ライト級選手権試合/5分5R
[王者]ギルバート・メレンデス(米国)
Def.1R3分14秒 by TKO
[挑戦者]川尻達也(日本)
メレンデスには大歓声が起こるも、川尻にブーイングは飛ばない。試合は川尻の左ローでスタート。前に出るメレンデスに川尻も拳を出すが、右ストレートを受けてしまい、一瞬動きが止まる。首相撲からヒザ蹴りを突き上げられ、さらに組みつきからバックにまわられてしまう。胸を合わせようとするがメレンデスに左右のフックを入れられてしまった。
川尻は左ハイキックを放つが再びヒザを連打されてしまい、さらにパンチの追撃を受けると、バックを許してグラウンドへ。後方から鉄槌、パンチを落とされてしまう川尻。頭をケージにつけて立ち上がるも、そのまま後ろからアッパーを痛打された。
再び打撃の距離になると、メレンデスに左から右を打ち込まれてしまう。それでも川尻は前蹴りを突き上げて距離を取ろうとするも、長いリーチを生かして右ストレートを打ち込むギルバートの突進を止めることができず。川尻のフックは空振り。ならばとテイクダウンを仕掛けたが、簡単に遮断されてしまう。ヒザをついた川尻は両手でリストを掴もうとしたが、別の方の拳で連打された。ガードを取ろうとしたところでエルボー4連打。たまらずレフェリーが割って入り、川尻の必勝を期した挑戦は完敗に終わった。