【Challengers】新鋭ラーキン、K-1戦士を打撃で破る
■ヘビー級/5分3R
ロレンツ・ラーキン(米国)
Def.2R3分15秒 by TKO
スコット・ライティ(米国)
前に出るライティ、距離をとるラーキン。K-1ルールで14戦のキャリアを誇るライティに対し、ラーキンも打撃戦を挑む。ローの切れが良いライティ。大きなステップワークを見せるラーキンは、ローでバランスを崩したライティにフックを見舞い、ジャンピングキックを放っていく。
飛びこむようなラーキンのパンチに戸惑いを見せ、距離感を掴めないライティだったが、ローからハイと蹴りで打開を図る。ローにはローを返すラーキン。ケージを背にするライティは、ラーキンのプレッシャーを跳ね返せない中、ステップバックしながらパンチを受け、またもバランスを崩す。パウンドを受けながらなんとか立ち上がったライティは、距離を取り直し1Rを戦い終えた。
2R、スイッチを繰り返し、独特のステップワークを見せるラーキンに対し、ライティはシングルレッグを見せるが、これを切られ左フックを受けて動きが鈍ると、そこに右エルボーから再びフックを受けダウン。足を払って、パウンドを落とすラーキンは、ライティのシングルレッグを再び切って強烈なパウンドを打ち込む。
再び試合がスタンドへ戻ると、ライティのボディフックと、ラーキンの右フックが交互にヒットする。やや打ち疲れたか、動きが落ちたラーキンだが、左フックを打ち込むとライティが棒立ちになる。ラーキンは直後にアッパー気味の左フックを思い切り打ち込み、ライティはキャンバスに崩れ落ちて完全に戦意喪失。ストライクフォースにも、K-1ファイターを打撃で破る身体能力の高さを見せつける新鋭が現れた。