【UFN24】モアクラフト、スタンディングギロチンで一本
■ヘビー級/5分3R
クリスチャン・モアクラフト(米国)
Def.2R4分10秒 by ギロチンチョーク
ショーン・マッコークル(米国)
試合はモアクラフトの右ローキックでスタート。距離を詰めたモアクラフトは、パンチからマッコークルに組みつき、両脇を差す。ケージを背に耐えるモアクラフトは体勢を入れかえると、逆に足を払ってテイクダウンを奪う。ケージに押し込みパウンドを落とすマッコークルだが、モアクラフトはヒザ十字へ。
マッコークルは足を引き抜くも、ハーフからモアクラフトにエルボーを受ける。立ち上がったモアクラフトが、グラウンドのままのマッコークルにローを入れ、パウンドを落とすと、マッコークルはシングルを仕掛けるが、簡単に切ったモアクラフトが再びサイドを奪い、エルボーを連打する。そのままモアクラフトが、優勢のまま初回を終えた。
2R、すぐに組みついたモアクラフトが初回同様に両差しの状態に。そのまま左右のフックを連打し、マッコークルがパンチを繰り出すと、すかさず脇を差しにいき、テイクダウンを狙う。
一瞬、背中に回り込みそうになったマッコークルだが、粘りがなくキムラを取りながらガードへ。モアクラフトはここでもエルボーをパウンドで攻め込んでいく。スタンドで待ったモアクラフトは、打撃戦ではなくすぐに組みついてケージにマッコークルを押し込んでいく。と、ここでモアクラフトのヒザ蹴りが急所に入ったと5分間のインターバルが与えられた。
ダメージよりもスタミナロスから回復を図るようなマッコークルにシアトルのファンは、ブーイングをおくる。立ち上がったマッコークルだが、時間内で再開に応じる気配はない。再開後、モアクラフトがワンツーを伸ばすも、アゴが上がっており、打撃はそれほど得意ではなさそうだ。
だが、そんなモアクラフトに自ら組み付いていったマッコークルは、そのままモアクラフトのギロチンに捕えられ、スタンドの状態で意識を失い、モアクラフトが一本勝ちを手にした。