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【UFN24】20歳のマクドナルド、UFC初白星をゲット

2011.03.27

■バンタム級/5分3R
マイケル・マクドナルド(米国)
Def.判定3-0
エドウィン・フィゲロア(米国)

前に出てくるフィゲロアに右を打ち込むマクドナルドは、フィゲロアの大振りの右にロー、さらにパンチを合わせる。と、これで一気に試合がヒートアップし、マクドナルドがフィゲロアをケージに詰めて連打で襲いかかる。

フィゲロアもパンチを打ち返すが、距離を取ったマクドナルドは、ローやパンチで攻め続け、ダーティボクシングからアッパーを入れていく。再びフィゲロアのローに、右ストレートを合わせたマクドナルドは、ハイキックを見せ、左右のフックを放っていく。


ここでフィゲロアの右がヒットするが、続くスーパーマンパンチをよけたマクドナルドは、ヒザ蹴りを突き上げる。打ち疲れか息が乱れたマクドナルドは、ここでダブルレッグでテイクダウンを奪い、トップで息を整える。スタンドに戻ったマクドナルドは、フィゲロアの大振りに左をから右を合わせたところで初回を終えた。

1R最後の攻防で、バランスを崩していたフィゲロアはいきなり右ハイをヒットさせたが、そのままテイクダウンを奪われる。ヒザ十字を狙ったフィゲロアからバックを奪ったマクドナルドは、そのまま両足をフックし、フィゲロアが後方にパンチを放ってきたところでリアネイキドチョークへ。ほとんど極まったかのように見えが、フィゲロアはエスケープに成功。マクドナルドは腕十字から三角絞めに移行し、あわやというシーンを作るも、スラムからフィゲロアが脱出する。

再び三角の形に入ったマクドナルド。フィゲロアは後ろに引っ張るように逃げると、マクドナルドは足を組みかえて再び三角絞めの状態に。動きを止めつつも極めさせないフィゲロア。残り10秒でパウンドを嫌がったマクドナルドのシングルを潰し、バックに回ったところでラウンドを終える。

最終回、左フックを打ち込んだフィゲロアは、続いて右フックもヒットさせる。マクドナルドは疲れ、パンチの距離が合わず手数も少なくなる。ケージまでマクドナルドを押し込み、左フックを受けながら、それでもパンチを繰り出すフィゲロアだが、マクドナルドがダブルレッグでテイクダウンを奪う。

エルボーを落とすマクドナルドに対し、スイープを仕掛けたフィゲロア。マクドナルドはスタンドに戻るが、すぐにダブルレッグでテイクダウンに成功する。ガードからシングルを仕掛けたフィゲロアは、マクドナルドのギロチンを切り、サイドへ回り込む。

フルガードに戻したマクドナルドが十字を仕掛けるが、フィゲロアは腕を抜いて立ち上がる。残り1分、スタンド戦になるとフィゲロアのフライングニーがボディ、さらにハイキックがマクドナルドを襲うも、直後にテイクダウンを許してしまう。

残り10秒をトップで過ごし、エルボーを落としたマクドナルド。攻められながらも、最後の最後に危機を脱するフィゲロアだったが、ジャッジはフルマークでマクドナルドを支持、WECから移籍してきた20歳のファイターがUFC初白星を挙げた。

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