【It’s Showtime】パルパーリャン、前に出て判定勝ち
<95キロ契約/3分3R>
シャーク・パルパーリャン(ベルギー)
Def.4-1
マルク・ウリガー(ベルギー)
95kg級の未知の強豪同士の対決。1R、シャーク・パルパーリャンはマルク・ウリガーのローキックを何度ももらってしまう。シャークはパンチを打ちにいきたいが、マルコは入らせない。ならばとシャークはインローで崩しにかかる。
マルコはジャブをついて牽制し、ローキックにつながる。シャークのフックが頬をかすめるが、強烈なローキックを返す。シャークはボディ打ちからローキック。マルコは右フックを放つも、シャークのボディストレートが決まる。続けてレバーブロー、シャークは完全に狙いをボディに定めたようだ。
2R、マルコはジャブ、フックからローキックへつなげる。バランスを崩すシャークだが、左右のローキックを返す。マルコはワンツー。シャークは、フックからローキックで反撃。マルコが思い切りよくストレートを放っていく。シャークがこれを紙一重でかわすと、今度はマルコが飛びヒザの二段蹴り。シャークもパンチを返し、攻守が目まぐるしく入れ替わる。
3R、マルコがフックからローキックでダウンを奪いにいく。シャークは距離を詰めてフック。バックステップでかわすマルコ。互いにガードは固い。シャークのパンチに合わせて、マルコがローキック。コーナーへ追い込んでシャークがパンチをまとめる。
ローキックで反撃するマルコ。シャークは、前へ出て、ボディを連打。マルコは、フックからローキックがどうしても下がり気味になってしまう。そのままタイムアップと迎える。
この日のジャッジの傾向は、前に出る選手を攻勢と判断しているが、果たして、この試合もシャークが4-1ながら判定勝ちを手にした。