この星の格闘技を追いかける

【UFN263】1年9カ月振りのオクタゴン。2RからTD→マウント奪取のウェルスがゴリンボを判定で下す

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)

ゴリンボが距離を詰めると、ウェルスはサークリングする。ウェルスの右ストレート→左フックをバックステップでかわしたゴリンボは、右前蹴りを突き刺す。続けて左を振ってきたウェルスをニータップでテイクダウンした。レッスルアップ、スイープを狙うウェルスのバックに回ったゴリンボが、立ち上がった相手をグラウンドに引きずり戻す。すかさずマウントを奪取するゴリンボ。うつ伏せになったウェルスに対し、バックマウントを狙う。足を入れることはできなかったが、ゴリンボがバックをキープする。

ウェルスは立ち上がり、正対してゴリンボをケージに押し込んだ。しかしゴリンボがウェルスのボディロックテイクダウンを切り返してトップへ。ウェルスはハーフガードに。左オーバーフックで右の拳を叩き込み、バックを狙いながら再びトップに回った。ケージまで下がったウェルスがケージに背中を着けて立ち上がり、胸を合わせてゴリンボを押し込む。ダブルレッグに切り替えたウェルスがゴリンボに尻もちを着かせて初回を終えた。

2R、距離を詰めてくるゴリンボに対し、ウェルスが左ジャブを突く。ウェルスはサウスポーにスイッチ。ゴリンボは蹴りを上下に散らす。ウェルスのローをすくいに行くが倒せず。しかしゴリンボの右が伸びる。踏み込んでくるウェルスに右のカウンターを狙い、さらにシングルレッグへ。ウェルスはギロチンで抱えるも、そのまま背中を着かされてしまう。頭を抜いたゴリンボは、立ち上がって下がるウェルスをダブルレッグで追う。ゴリンボの首をニンジャチョークで捕らえるウェルス。ゴリンボが首を抜く、ウェルスに少し疲労が見られる。

それでもパンチ、回転蹴りからダブルレッグで飛び込み、ゴリンボに背中を着かせた。ハーフからクローズドガードに戻したゴリンボに対し、ウェルスが左腕を枕にしてパス。マウントまで移行した。さらにバックを狙い、前に振り落とされそうになると腕十字に移行したが、そのままボトムになったところで2Rが終了している。

最終回、ウェルスが右ストレートをボディに突き刺す。続けてダブルレッグで組みついたが、これは切られてしまった。打ち合いではワンツースリーまで続けるウェルス。ゴリンボがニータップに来たところをギロチンで引き込み、絞り上げて行く。頭を抜いたゴリンボが、左腕を枕にして胸を合わせる。ウェルスはハーフからフックガードに戻し、ケージまで下がって立ち上がった。

一瞬ニンジャを狙い、離れたウェルスがダブルレッグでゴリンボに尻もちを着かせ、マウントへ。ハーフ→バック→ハーフと体勢を変えながらスクランブルを狙うゴリンボ。しかしウェルスがコントロールしてポジションを譲らない。再びパスに成功したウェルスは、サイドからヒジを連打して試合終了のホーンを聞いた。

裁定はウェルスが3-0判定勝ち。1年9カ月振りの試合で連敗を脱出した。ゴリンボはこれで2連敗となった。


PR
PR

関連記事

Movie