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【WEC31】アレッシオ、課題の残る勝利

2007.12.15

 (C) MMAPLANET■第5試合ウェルター級5分3R
ジョン・アレッシオ(カナダ)
Def.3R終了/判定
トッド・ムーア(米国)

【写真】このマウントで勝負を決めたかった、勝機を逃さないことがアレッシオを上位進出への課題だ (C) MMAPLANET

WEC世界ウェルター級王座決定戦にも出場しているアレッシオが、終始試合をリード。トッド・ムーアにタックルからバックを取られるが、アームロックを仕掛ける。ここを持ち上げられ前方に倒されたものの、正面を向きあい組み合いが続いた。1R終了間際にアレッシオがパンチをラッシュし主導権を握る。


2R、距離をつめてくるムーアの顔面にアレッシオのヒザがヒット、さらにフライングニー、パンチの連打をケージに詰めると、首相撲からのヒザ蹴りと一気呵成に攻め込む。必死の形相でタックルを仕掛けたムーアだが、これもギロチンで切りかえされ、そのままスイープでマウントを奪われてしまう。パウンド、ヒジと攻めるアレッシオだが、仕留めきれずこの回が終了した。

3R、あとがないムーアは粗い打撃ながらヒットさせると、テイクダウンからトップポジションを奪うことに成功する。しかし、ここでアレッシオに立ち上がられると、最後にはテイクダウンを許し、顔面へのヒジで額をカットされ、そのまま試合終了。判定でアレッシオの勝利が告げられたが、王者コンディットに対抗するには、よい流れのなかで試合を決める攻撃が求められる。

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